国学大・杉浦稔大投手、6安打8奪三振1失点も黒星、亜大・山崎康晃投手が完封

大学野球ドラフトニュース 2013年ドラフトニュース

 東都大学リーグでは国学大vs亜大の対戦が行われ、今年のドラフト上位候補、国学院大・杉浦稔大投手が最速147km/hのストレートで6安打8奪三振、5回に亜大2年生の天才バッター・ 藤岡裕大選手にタイムリーを打たれて1失点も失点はそれのみに抑えた。

 しかし亜大の3年生・山崎康晃投手が味方打線を4安打6奪三振で完封し1-0で亜大が勝利した。山崎投手はオープン戦から調子が良く、開幕週は2戦目の先発として青学大を7回9奪三振無失点に抑えた。調子が上がらない今年のドラフト候補、九里亜蓮投手に代わってこの日は1戦目の先発を任され、ドラフト候補投手と投げ合って完封勝利と期待に応えた。

 この日の最速は145km/h、帝京高校時代から動く球を投げており、また多彩な変化球も持ち味。大学に入り東浜巨投手(2012年福岡ソフトバンク1位)に握りを教えてもらったというツーシームも習得し安定感が増してきた。、来年のドラフト候補として十分プロ入りを射程に入れられるようになった。

 杉浦投手もこれで3試合を投げて2失点、抜群の安定感を見せドラフト会議では高い評価を受けて指名されることになるだろう。

 初めて1回戦のマウンドを任された亜大・山崎が、散発4安打で初完封。今秋ドラフト候補の杉浦に投げ勝ち「最後まで投げる気持ちが強かったので、自信になった。持ち味の直球で勝負できた」と喜んだ。1年時に寮の同部屋だった東浜(現ソフトバンク)から教わったというツーシームを武器に6奪三振。「東浜さんには野球に取り組む姿勢などいろいろと教えてもらった。東浜さんの抜けた穴を埋めたい」と4連覇に向けて意気込んでいた。

 亜大の山崎が“東浜直伝”のツーシームで初完封だ。不調のエース・九里亜蓮(4年)に代わって、1回戦初先発した右腕が直球に要所でツーシームを織り交ぜ、7回まで三塁を踏ませない快投。最後もツーシームで6三振目を奪った。入学当初は東浜(現ソフトバンク)と寮で同部屋。ツーシームの握りも教わった。前エース直伝の武器を駆使して初完封を果たし「東浜さんの穴を埋めるために練習してきた。自信になります」と笑顔だった。

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