慶大・白村明弘投手は7回7安打4失点、法大・大城戸匠理選手、河合完治選手が打ち崩す

大学野球ドラフトニュース 2013年ドラフトニュース

 今年のドラフト上位候補として期待されていた慶大・白村明弘投手、先々週の立教大とのカードでは2試合に先発して2試合とも5回までにKOされていた。この日の法大戦でも1戦目の先発として登板したが、期待に応えることができなかった。

 初回に1失点すると3回に2失点、その後6回までは無失点に抑えたものの7回に再び1失点した。7回を投げて7安打を浴び、6死四球を与えて自滅という格好になってしまった。

 スタンドには多くのスカウトが視察に来ていたが、白村投手は「チームの事はもちろん、自分の進路の事も考えて投げたんですけど、こういう結果になってしまった。まだまだ技術不足」と話した。

 3試合目の失敗となり、次に先発の機会を得られるかどうかは微妙となってしまった。また進路についてもこのままの状態ではプロ入りを断念する可能性もある。プロ側も慶大のエースをドラフト下位で指名することは難しく、指名されない可能性もある。

 技術もそうだが気持ちも入れ替えて、これからの1試合1試合の登板機会を大切にして欲しい、そして秋のリーグ戦で好投を見せることができれば、目標のプロ入りのチャンスはある。

 法大打線は2番の大城戸匠理選手が2打数2安打と好調を維持しており、河合完治選手も3打数2安打2打点を記録した。また4番に入っている木下拓哉捕手は3四死球を選んだ。ドラフト候補に名前の挙がる選手達の活躍で、法大が勝利した。

法大・河合、プロ注目・白村撃ち/東京六大学  - サンケイスポーツ:2013/4/28

 東京六大学野球リーグ第3週第1日(法大6-3慶大、27日、神宮)七回に主将の3番・河合がプロ注目の右腕、白村から右翼線へ勝ち越しの適時二塁打。「白村から点を取って勝ったことが大きい」と目を輝かせた。神長監督も「白村はすごいボールを投げるが、甘いボールも来るといっておいた」と河合らの打撃を評価した。連続出塁のプロ野球新記録を達成した広島・広瀬はOB。ナインは「先輩に続けられるように頑張りたい」と話していたが、言葉どおり快勝した。

 法大主将の河合が決勝打を含む2安打2打点をマークした。3―3の7回1死二塁から右翼線に適時二塁打を放ち「ベンチから外れた4年生の分も打ちたいと思っていた。1点欲しい場面で食らいついていけた」と振り返った。

 26日に15打席連続出塁のプロ野球新記録を達成した広島の広瀬は法大OBで、試合前に選手の間で話題になったという。河合も「自分たちも先輩に続けられるように頑張りたい」と刺激を受けたようだった。

 ▼慶大・白村(最速150キロも7回4失点で2敗目)まだまだ技術不足。スピードは出ていたが伸びが足りない。

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