気になる二人のドラフト候補、青学大・斎藤英輔投手、立命館大・工藤悠河投手

大学野球ドラフトニュース 選手コラム 2013年ドラフトニュース

 大学野球の春季リーグ戦も中盤へ差し掛かり、ドラフト候補の活躍や不調などが見られるようになった。その中で今季登板していない二人のドラフト候補が気になる。

 青学大・斎藤英輔投手は青森山田高校時に140km/h中盤の速球を投げ、大学では152km/hを記録、最初は先発として長いイニングを投げていたが球威を生かしてリリーフとして活躍していた。

 昨年秋に再び先発として登板するも国学大、駒大戦で連敗、リーグ最終戦の亜大戦で九里亜蓮投手と投げ合い6回3安打6奪三振で2失点に抑えて勝利しようやく先発としての手ごたえを掴んでいた。

 今季は主将としてチームを引っ張る役割を担っているし、ドラフト候補の動画とみんなの評価ページのコメントを見ると、3月のキャンプでも素晴らしいストレートを投げていたようだが、その後情報は無く今季はまだ登板が無い。正月にはプロのスカウトが青学大に挨拶をしており、ドラフト候補として評価されていることは間違いない。

 また立命館大の工藤悠河投手は、148km/hのストレートを投げ2年生、3年生の時にエースとしての活躍を見せていた。3年春には156球を投げて完投勝利するなどしていたが、その負担が大きかったのか秋は開幕戦の関学大戦で2回1/3を投げて2安打5四死球で3失点で降板、その後登板は無かった。

 精神的なものなのかフォームがバラバラだったというコメントが寄せられており、こちらも気になる。

 高校野球でも1試合の球数の多さや連投など登板過多の不安が指摘されているが、大学野球でもそれは同じ。高校時代からの疲労もあるのだろうが、高校野球と大学野球で活躍した斎藤佑樹投手(早大→2010年北海道日本ハム1位)、東浜巨投手(亜大→2012年福岡ソフトバンク1位)は高校時や大学でも下級生の時の方が良い球を投げていたという声も多い。

 全ての選手がプロ野球を望んでいるわけでなく、ドラフト会議で指名されることが全てではない。選手にとっては甲子園だったり、神宮球場ので優勝することがその時点で最も大きな目標となるだろう。だができれば、選手が野球をずっと続けられるようにしてほしい。

 斎藤投手、工藤投手、他に故障や精神的なプレッシャーなどで苦しんでいる選手の復活を信じている。

 

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