立教大・岡部道織選手が有原航平投手から逆転タイムリー、明大・山崎福也投手は4勝39奪三振でリーグトップ

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 東京六大学の早稲田大vs立教大の試合は、早大・有原航平投手と立大・沢田圭佑投手の先発で始まった。

 早稲田大は東大戦で完全試合を達成した高梨雄平投手が6番ファーストで出場すると、4回に高梨選手の犠牲フライで早大が先制した。高梨選手は川越東高校で11本塁打を記録しており、東京六大学でも40打数17安打、打率.425で9打点を記録している。岡村監督は 「早稲田にも二刀流はいます。この後も視野に入れています。」と野手としての素質も高く評価している。

 有原投手は8回まで立大を無失点に抑えたものの、9回に立大6番の岡部道織選手に2点タイムリー2ベースヒットを打たれて1-2、痛恨の逆転負けを喫した。

 岡部選手は中学時代は日本代表に選ばれたスラッガーで、帝京高校ではケガに苦しんだ。大学では1年生の秋から出場し始め、昨秋は後半に固め打ちを見せた。今シーズンは打率は2割5分前後だが、初戦の慶大戦で白村明弘投手からホームランを放っており、早慶のエースに痛打を与えて勝利を奪った。

 立教大の1年生エース・沢田圭佑投手は7回を投げて4安打5奪三振1失点に抑えた。勝利は付かなかったものの既にエースの風格がある。早大・有原航平投手は8回1/3を投げて6安打7奪三振2失点だった。

 また、明大vs東大の試合では3年生エース・山崎福也投手が7回を投げて3安打9奪三振で無失点に抑え、今シーズン4勝目を上げた。奪三振も39となりリーグトップとなっている。岡大海選手は3打数1安打1打点だった。

 岡部選手、有原投手、山崎投手など3年生の活躍が目立つ東京六大学、来年のドラフト注目選手となりそうな有原投手だが、球速も151km/hを記録したがその球を痛打されている。まだ隙を見せるというか信頼感を完全に勝ち得る事ができない。来年のドラフト1位候補として、もう一皮を破って欲しいという印象だ。

早大・高梨“二刀流デビュー”/東京六大学  - サンケイスポーツ:2013/5/13

 四回一死一、三塁で左打席に入った高梨が初球の直球を左翼に運び、先制の犠飛とした。

 「『来週はファーストで』といわれ、後輩のミットを借りて練習してきた。打てたけど、1点じゃ投手がかわいそう。打つ方で何とかしたい」

 東大戦での完全試合達成から3週間。川越東高時代通算11本塁打、早大でも、この試合前まで40打数17安打、打率・425、9打点を買われての野手初先発で打点を挙げた。

 「早稲田にも二刀流はいます。この後も(高梨の野手出場を)視野に入れています。明日、勝たなければいけないですから」。逆転負けに唇をかんだ岡村監督は完全男を守りではなく、攻めに使う。

立大・岡部、剛球派・有原攻略/東京六大学  - デイリースポーツ:2013/5/12

 立大・岡部が九回、早大の右腕エース・有原の151キロの直球を左翼線へ運ぶ逆転の2点二塁打だ。「打ったのは外寄りのベルトの高さの真っすぐ。速い球に慣れ、真っすぐしかないと思って振りました」。母の誕生日(4月11日)直後の今季初戦、同13日の慶大戦でプロ注目の白村から本塁打を放ち、ホームランボールをプレゼントしたが、母の日にまた剛球派を攻略。早大から2年ぶりの白星に貢献した。

 明大は1メートル87の長身左腕・山崎が、今季4勝目を挙げた。「東大は一本調子だと合わせるのがうまいので」と140キロ前後の直球と、120キロ台のフォークで9三振を奪った。ここまで39奪三振で最多勝と奪三振の2部門でトップに立った。善波達也監督は「直球の走りはもうひとつだったが、緩急を使い丁寧に投げていた」と称えた。母の日の勝利にエース左腕は「電話一本入れようかな」と照れくさそうに話した。

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