横浜商大・岩貞祐太投手に11球団視察も6失点、東京ヤクルトが1位評価

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 神奈川大学リーグの横浜商大vs桐蔭横浜大の試合には、昨日登板しなかった横浜商大・岩貞祐太投手が先発し、最速148km/hの速球を中心に攻めたものの、6回2/3を投げて9安打6失点と乱調のピッチングとなった。試合は8-2で桐蔭横浜大が勝利し、全日本大学野球選手権出場を決めた。

 岩貞祐太投手、西宮悠介投手の大学選手権での登板は無くなった。しかしこの日はプロ野球11球団のスカウトが視察し、東京ヤクルトの鳥原チーフスカウトは「左で144km/hはうちでは村中くらい。先発で使える可能性があるし2位では取れないんじゃないか」と話し、1位評価をしている事を示した。

 左腕投手では京産大・岩橋慶侍投手、近大・小出智彦投手、京都学園大・白濱尚貴投手などが大学選手権に出場を決めているが、岩貞投手、西宮投手はこれらの投手と共に比較される事になる。

 一方桐蔭横浜大は昨日のエース・小野和博投手につづき4年生の横山弘樹投手が先発すると、2失点で完投勝利を収めた。横山投手は宮崎日大では武田翔太選手(2011年福岡ソフトバンク・ドラフト1位)の先輩にあたり、187cmの長身から148km/hの速球を投げる投手。この日の投球を11球団のスカウトにアピールしたことによって、ドラフト候補として評価を挙げたかもしれない。全国の舞台でも好投を見せられれば、指名される事になりそうだ。

 また3年生コンビの西潟栄樹選手、喜納淳弥選手がホームランを放った。西潟選手は昨年秋の関東選手権で満塁ホームランを放った長打力が魅力の選手。喜納選手は明治神宮大会で松葉貴大投手(2012年オリックスドラフト1位)から3ランホームランを放つなど左投手キラーとして知られ、この日も左腕の岩貞投手からホームランを放った。

 逸材の揃う桐蔭横浜大が大学選手権の台風の目となる事は間違いなさそうだ。

横浜商大・岩貞、国内11球団視察も6失点  - サンケイスポーツ:2013/5/24

 神奈川大学リーグで注目の左腕、岩貞祐太投手(4年)が、桐蔭横浜大との2回戦に先発し、6回2/39安打6失点で敗れた。国内11球団のスカウトが駆けつける中、ヤクルト・鳥原チーフスカウトは「左で144キロはウチでは村中くらい。先発で使える可能性があるし、2位では取れないんじゃないか」と、最速148キロの直球を主体とした投球を高く評価した。なおこの試合で、昨秋の明治神宮大会を制覇した桐蔭横浜大の2季連続5度目の優勝が決まった。

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