大学野球選手権の展望その3、期待の投手編

大学野球ドラフトニュース 2013年ドラフトニュース

 6月11日より全日本大学野球選手権が始まる。期待のチーム編、優勝しそうなチーム編に続き、期待の選手編です。

期待したい選手 ~投手編~

 天理大の藤谷修平投手は182cmから149km/hの速球を投げて今季5勝を挙げ、プロのスカウトが注目している投手。タイプ的には空振りを取るような感じではなく、重い速球で詰まらせて取るような感じらしいが、大体大、関西国際大などレベルの高い阪神大学リーグを制した右腕が、全国のチームにどれだけのピッチングを見せるのか楽しみだ。

 また創価大で大エース・小川泰弘投手に隠れていた本格派右腕・石川柊太投手にもプロが注目している。184cmの長身から149km/hを投げるという高い素質の投手。もし小川投手がいなかったら早くから注目されていたかもしれない投手で、こういう選手は一気に評価が上がる可能性もある。

 四国学院大の高野圭佑投手は昨年も注目された148km/h右腕で、思ったよりもまとまった投球を見せた。四国大学リーグで実績を残す理由が分かる。昨年出場した選手の中でも個人的に評価は高く、福岡ソフトバンクスカウトも評価をしていた。今年はどんなピッチングをするのか楽しみだ。

 福岡大の2年生・唐仁原志貴投手は184cmの大型左腕、球速は143km/hだが非常に安定した投球を見せる。大型左腕は貴重で評価は高くなる。現在2年生の世代には、明治大に190cmの左腕・上原健太投手がいる。また、早大の吉永健太朗投手や、富士大の多和田真三郎投手などが揃う。日大三メンバーの畔上翔選手や高山俊選手なども揃う豊作の年となりそうだが、今大会でのピッチング次第で再来年のドラフト上位候補としてノミネートされそうだ。

 左腕で言えば、京産大の岩橋慶侍投手はプロ12球団が注目する今年のドラフト上位候補左腕投手。球速は140km/h前後だが、豪快で見づらそうなフォームから、右打者のインコースに投げられる球はプロのスカウトを魅了している。

 明日は野手編を。

 

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