信濃グランセローズが東大・井坂肇投手を指名、東大初の独立リーグ選手に

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 12月6日にBCリーグのドラフト会議が開催され、信濃クグランセローズが優先枠で東京大の145km/h右腕・井坂肇投手を指名した。

 

大学1年で145km/h

 井坂肇投手は中学時代に目黒西シニアで野球を始めて、日比谷高校ではエースとして活躍、140km/hの速球を投げて延長15回を投げて引き分け再試合をするなど、注目される投手だった。大学では1年生の秋に145km/hを記録して話題となったが、その後はケガなどもあり8試合に登板して0勝0敗に終わった。

 しかし183cm87kgの体格で145km/hを投げるスペックでプロもドラフト候補として注目をしていた。

独立リーグ初

 プロ野球で東大出身選手では和田毅投手、多田野数人投手などと同世代で、147km/hを投げて恐れられた松家卓弘投手(横浜・2004年ドラフト9位)や小林至投手(千葉ロッテ・1991年ドラフト8位)などがいるが、独立リーグでは初の東大出身選手となる。

 父の井坂聡氏も東大出身で硬式野球部でプレーし、現在は「象の背中」などの作品を作る映画監督となっている。東京大だが、父と同じくやりたい事に向かって進んでいくようで、プロ野球入りを目指すという。

 独立リーグ・BCリーグのドラフト会議が6日行われ、東大の井坂肇投手(23)が信濃グランセローズから1位指名された。父は東大野球部OBで、映画監督として「象の背中」などを手がけた聡さん(53)。「父も特殊な進路だったので反対はなかった」と、家族の支援も受けて東大6人目のNPB入りを目指す。

 都内の東大野球部寮で取材に応じた井坂は「トライアウトのプレーを評価してくれたと思う」と、ひと安心。右肩の故障もあり、4年間でリーグ戦8試合登板に終わったが、1年秋には145キロをマークした。信濃は大リーグのパドレスなどで活躍した大塚晶文監督(41)が就任。「いろいろ吸収したい」という異色の右腕。農学部の卒論テーマは「小型除草ロボットの旋回部分の開発について」だという。

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