北照の大串和弥投手が法政大合格、大学でもエースに

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 北照の大串和弥投手が法政大に合格した。1年生の時からエース格として登板し、2年春のセンバツ、3年春と夏と甲子園に3度出場をした抜群の安定感を誇るエースだった。

 

高校生では評価はされにくい投手

 大串投手は172cmの小柄な左腕投手で、130km/h台後半のキレの良いストレートを低めに集め、左右に沈んで曲がる変化球やカーブなどで打ち取る技巧派投手だった。明治神宮大会やセンバツなどで常連として投げており、3年春のセンバツでは菰野高校を完封し、尚志館高校戦でも完投勝利など、北海道だけでなく全国でもトップクラスの左腕投手だった。

 プロ野球でも特に左腕投手は身長は関係無いとされ、小柄な左腕投手が多く活躍している。しかし、高校生ではスピードボールを投げる大型の投手が中心となるため、評価が上がりにくいタイプといえる。

 このまま多くの実績を積み、大学、社会人などで成長する事ができれば、実戦派の即戦力左腕としてプロからの指名があるだろう。

 

法政大でもエースに

 法政大は来年のエース候補に長身左腕の石田健大投手がいる。速球派の大型投手でタイプは異なるが、高校時代から注目されてきた左腕同士、いろいろと情報交換ができそうだ。また、北海高校でエースだった1年生の玉熊将一投手や札幌第一出身の1年生・知久将人投手など北海道出身の投手が多く、これまでも交流があったと思われる。

 大串投手は「ずっと東京六大学でやりたかった。死にものぐるいでやりたい」と話した。それらの選手と競い合いエースの座を勝ち取って欲しい。

 

 高校野球の北照のエースとして春2回夏1回、甲子園に出場した大串和弥投手(3年)が10日、東京六大学リーグの法大に合格した。この日、インターネットで法学部への合格を確認。「ずっと東京六大学でやりたかった。死にものぐるいでやりたい」と力を込めた。

 172センチの技巧派左腕はエースとして2年春、3年春夏と甲子園に出場した。3年春には初戦で自身初の完封勝利を果たし8強入りに貢献。チームの大黒柱として活躍した。より高いレベルを求め名門への進学を決めた。

 法大はリーグ最多44度、全日本大学選手権最多8度の優勝を誇る名門。「環境も素晴らしく雰囲気もよい。あとは自分がやるしかない」と話すと、河上敬也監督(54)も「東京六大学は学生野球の中で憧れの最高峰の舞台。成長していくのが楽しみ」とエールを送る。

 先輩には、北海高出身の玉熊将一投手(1年)をはじめ道内関係選手も在籍。8月下旬に練習参加した際には1学年上の知久将人投手(1年、札幌第一高出)と話す機会もあった。寮の部屋は斉藤秀之(3年、北海学園札幌高出)と同部屋になる予定で大串も「北海道の名に恥じないよう頑張りたい」と意気込んだ。

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