ドラフト候補の富士大・外崎修汰選手、沖縄で成長する

大学野球ドラフトニュース 2014年ドラフトニュース

 昨年の大学野球選手権で大活躍を見せた富士大の外崎修汰(とのさきしゅうた)選手が、ドラフト候補として注目されている。富士大は来週から沖縄でキャンプを行い、その後、3月11日から28日まで関東に移って各大学と練習試合を行うが、そこで更なる成長を見せてくれそうだ。

 

俊足強打の遊撃手

 外崎選手は俊足強打の内野手で、昨年の大学野球選手権ではセカンドでプレーし、初戦の京都学院大戦では4打数2安打を記録、出塁すると果敢に盗塁を狙い、3つの盗塁を決めた。また2回戦の福岡大戦では注目投手の唐仁原志貴投手から痛烈な打球の2本の2ベースヒットを放っている。

 また秋季北東北リーグでは10試合で8盗塁を決め、足でチームを引っ張った。そして今年からは遊撃手を守る事になり、守備練習に取り組んでいる。弘前実時代は1年生で遊撃手のレギュラーを取るなど守備センスも高い選手。

 

三木亮選手のように

 身長は176cmと特別大型という事はない。しかしこの冬のトレーニングで体重を80kgまで増やし、打力アップを狙っている。昨年千葉ロッテにドラフト3位で指名された三木亮選手も175cm78kgの遊撃手だが、昨年の大学野球選手権での優勝に大きく貢献し、大学屈指の遊撃手としてプロ入りした。外崎選手もその可能性が十分ある。

 雪が多く積もる大学グラウンドで雪かきを行い、「早く外でやりたい。室内と外じゃ全然違いますから」と話す外崎選手、暖かい沖縄でパワーの突いた打撃を、そして遊撃手としての守備を見せて、この秋にはドラフト会議で名前を呼ばれる選手になってほしい。

 

 1週間を切った沖縄行きを、外崎は待ちきれない様子だ。「早く外でやりたい。室内と外じゃ全然違いますから」。2日がかりの移動を終え、19日から沖縄・渡嘉敷島でキャンプイン。その後3月11日から28日まで関東遠征と約1カ月半の長丁場だが、「張り切りすぎずやる」と初めて沖縄の土を踏んだ2年前と違う余裕をのぞかせた。

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