大学野球のリーグ戦が続々開幕した。関西六大学リーグでは昨年王者の大商大が大経大に勝利、金子丈投手に3球団のスカウトが視察、また愛知大学リーグ2部では名古屋大の七原優介投手が登板し最速152km/hを記録、2失点で敗れたものの8球団以上のスカウトが視察に訪れていた。
プロ注目投手が登板
大商大の金子丈投手は188cmの長身からストレートは130km/h台だが、半分以上フォークボールを投げ、ストライクを取る事もできるし、打たせて取る事ができる。この日は大経大と対戦し3安打8奪三振3四死球で1失点で完投勝利を挙げた。昨年春は4試合連続完封を記録するなど点を与えない投手としてプロも注目し、この日は東京ヤクルト、中日など3球団が視察した。
愛知大学リーグ2部では名古屋大の152km/h右腕・七原優介投手が登板し、自己最速タイの152km/hを記録した。初回に味方のエラーなどで1失点、全体的に制球に苦しんだものの8回を投げて2失点、完封で敗れたが実力は見せられた。この日は8球団以上のスカウトが視察に訪れたようで、プロの注目度も高い。京都大・田中英祐投手と共に評価される国立のエース、国立というだけでなく大学生投手全体で見てもトップクラスとして評価されそうだ。
千葉大学リーグでは東京情報大の小林慶祐投手が先発し敬愛大を7回コールドで下した。点差が付き途中で降板ようだが185cmから148km/hの速球を投げる投手にプロも注目している。
福男が決勝のホームイン
関西学生リーグの同志社大vs関西大戦では延長11回に京田世紀選手がエラーで出塁すると、決勝のホームを踏んだ。京田選手は聖光学院出身の内野手で、今年正月の西宮神社の福男選びで一番福となった俊足の持ち主。境内を1番で駆け抜けた俊足でこの日も勝利をチームにもたらした。
これからもずっと言われるだろうが、この福でプロ入りまで駆け抜ける。
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