亜細亜大学で今年のドラフト1位候補・山崎康晃投手に続くエースとして期待されていた3年生の花城直投手が、国指定の難病・黄色靱帯骨化症を患っていた事が判明し、16日にも手術を受ける事がわかった。
次期エース候補
花城直投手は182cmの右腕で、八重山高校2年生の時に145km/hを記録し12球団のスカウトが注目していた。しかし3年生になる年の1月に腰を疲労骨折していることが判明し、復帰して好投も見せたものの大学進学を選択した。
大学では2年生となった2013年秋のリーグ最終戦で駒沢大を相手に完封勝利を挙げ、次期エース候補として期待をされていた。
しかし今季は中央大戦、駒沢大戦で先発したものの5回まで持たずに降板しており、その後、投球練習中に不調を訴えて精密検査を受けた所、黄色靱帯骨化症と診断された。
球速は148km/hを記録し2年生まで順調に成長をしており、今年結果を残せば来年はドラフト1位候補にもなる存在と期待されていたが、高校時代に続き、再び厳しい状況になってしまった。
黄色靱帯骨化症
黄色靱帯骨化症は国指定の難病だが、最近では九州国際大付の若生監督がこの病気になり、杖が欠かせない状態になったという事を聞いているが、プロ野球でも巨人の越智大祐投手や福岡ソフトバンクの大隣憲司投手がこの病気で苦しんでいる。
またかつてはオリックスの酒井勉投手、宮本大輔投手もこの病気になっていた。しかし、大隣投手は昨年手術を受けて10月には2軍ながら登板を果たし、現在はファームで1軍復帰に向けて投球をしている。
また、宮本大輔投手も手術をしてから2年後には1軍登板を果たすまで回復をしている。
背骨に沿った靱帯が骨化して脊髄を圧迫するという難病だが、花城投手も時間をかけて少しずつ復帰をしてほしい。そしていつかプロのユニフォームを着ている姿を見せてほしい。
前日、開幕から2戦目の先発を担ってきた3年生右腕の花城が国指定の難病「黄色じん帯骨化症」であることが判明。近日中に手術を受ける。
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