東京六大学新人戦、早稲田大・石井一成選手、立教大・笠松悠哉選手が活躍見せる

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 東京六大学は早慶戦が終わり、新人戦が始まった。この日は早稲田大が慶応大に勝利し、立教大が東大に勝利した。高校時代に甲子園を沸かせた選手が活躍を見せた。

早稲田大・石井一成選手が決勝打

 早稲田大学は作新学院時代にプロも注目した遊撃手の石井一成選手は、この日は4番ショートで出場すると、6回にタイムリーヒットを、8回には勝ち越しとなるタイムリーヒットを放ち4打数2安打2打点を記録して勝利に貢献した。

 石井選手は作新学院の2年時に1番バッターとして夏の甲子園ベスト4に大きく貢献し、3年時は主軸を打ち甲子園では打率.350を記録している。このまま遊撃手として成長すれば、鳥谷2世として注目されるようになりそうですね!

 

 また3番に入った1年生の八木健太郎選手が5打数3安打2打点と活躍した。八木選手は早稲田実時代は投手としても活躍した選手で、中学時代はシニアの日本代表としても活躍していた。

 推薦ではなく浪人をして早稲田大に入ったということで苦労をしたのかもしれないが、楽しみな選手の一人。

 投手ではリーグ戦でも登板した大竹耕太郎投手が先発したものの、早慶戦でも登板して疲れていたのか3回2/3で7安打5失点で降板してしまう。

 しかしリリーフとした黄本創星投手が5回1/3を3安打4奪三振無四球で無失点に抑える好投を見せた。木更津総合時代に甲子園で出場し、優勝した大阪桐蔭と初戦で対戦すると、147km/hを記録したものの笠松悠哉選手や田端良基選手にホームランを浴びて敗れた。

 プロ志望はせずに「大学で技術を磨きたい」と話していた黄本選手、素晴らしいピッチングだった。

 

立教大・笠松悠哉選手が3ランホームラン

 立教大は東大に5-0で快勝した。5番サードに入った大阪桐蔭の春夏連覇メンバー・笠松悠哉選手が初回に3ランホームランを放つと、6回にもタイムリーヒットを放ち3打数2安打4打点の大活躍を見せた。

 立教大では大阪桐蔭の1年先輩にあたる澤田圭佑投手が2年生ながらエースとして活躍している。高校時代に甲子園でホームランを放っている笠松選手も六大学を代表するスラッガーとなりそうだ。注目したい。

 

追いつけ、追い越せ

 昨日までの早慶戦では慶応大2年の加藤拓也投手、早稲田大2年の中澤彰太選手などが既に中心選手として欠かせない選手になっている。

 他にも2年生、1年生で既にリーグ戦で活躍している選手も多く、まずはそれらの選手に追いつくために、秋はレギュラーを獲得したい。

 

 立大の笠松が新人離れの長打力で神宮デビューを飾った。1回2死一、三塁、初打席で直球を左翼席へ運ぶ先制3ラン。6回無死一塁では左翼フェンス直撃の適時三塁打を放った。大阪桐蔭で12年に甲子園春夏連覇を達成したが、今春のリーグ戦はベンチ入りなし。「ここでアピールすることが目標。満足せず、次の試合も勝ちたい」と意気込んだ。

  早大が敵討ちを果たした。同点の8回、4番を任された2年生・石井が勝ち越しの中越え適時二塁打。早慶戦に連敗した翌日とあって「先輩たちが応援に来てくれていたし、絶対に負けたくなかった」と振り返った。

 作新学院2年時に夏の甲子園で4強。三拍子そろった遊撃手として大学1年春からリーグ戦出場している有望株だ。前日の早慶2回戦では好機で代打出場も三振。「次こそ早慶戦で打つ」と意気込んだ。

 立大の5番に座った1年生の笠松が先制3ラン含む4打点の大暴れ。「春は1回もベンチに入れなかったのでアピールが目標だった。思い切り振れた」と喜んだ。大阪桐蔭2年時に甲子園春夏連覇。高校通算18本塁打の右の強打者として名をはせた。木製バットに苦戦しながらも初の神宮で持ち味を発揮。「先輩の藤浪さん(阪神)、同級生の森(西武)や水谷(明大)も頑張っている。負けられない」と闘志を燃やした。

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