侍ジャパン大学代表が0-10でアメリカに大敗、山崎福也投手が2回6失点など詳細

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 侍ジャパン大学代表は、7月11日に開幕するハーレム国際大会に向け、アメリカでアメリカ大学代表と3試合の強化試合を行う。その1戦目は先発した明治大・山崎福也投手が2回6失点と崩れ、0-10で敗れた。

投手陣崩れる

 先発した山崎福也投手は初回にタイムリー2ベースなどで3失点すると、2回も3連打などで3失点した。3回から登板した仙台大・熊原健人投手が好投したものの、浜田智博投手、田中大輝投手と左腕投手でリリーフしたものの4点を追加され、合計10失点した。

 山崎投手、浜田投手、田中大輝投手は4年生の左腕投手。3人とも140km/h前半の球が多い投手だろう。日本の場合、左腕投手は右腕投手より球速が落ちても同じ位の評価になる事があり、技巧派左腕投手というのは活躍もする。

 しかしアメリカなどと対戦する時には、よほど変則でないと通用しにくいのではないかと思う。相手の目先を変えるという意味でいろんなタイプの投手を揃えるよりも、同じタイプの右投手でも140km/h後半を投げる投手を揃えたほうが良いのではないだろうか。

 有原航平投手を外したのはちょっと残念だった。

 

打線も2安打に抑えられる

 一方攻撃陣は、アメリカ大学代表の先発、20歳のCarson Fulmer投手に6回まで無失点に抑えられると、代わった投手も打てずに、北村祥治選手のヒットと、中村奨吾選手の2ベースヒットの合計2本に抑えられた。

 Carson Fulmer投手は高校時にドラフト会議でレッドソックスから15順目に指名されたものの大学へ進学した投手。最速で95マイル(約153km/h)を記録する投手。時差や長旅の疲れがあったとしても、厳しい相手だ。

 日本はハーレムの予選リーグでもアメリカチームと対戦する。昨年の日米野球では勝利したとはいえ、やはりメジャー予備軍、大変な戦いとなりそうだ。

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