首都大学リーグは9月6日開幕、来年の候補に注目

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 1部8チーム、2チームの入れ替え、そして勝ち点でなく勝率で順位を決めるといった改革が行われ、大学野球選手権では東海大が全国制覇をするという結果となった首都大学リーグの秋季リーグ戦の日程が発表された。9月6日に東海大vs城西大のカードで開幕する。

改革の効果

 前述のような戦い方でこの春のリーグ戦を行い、東海大学が14勝0敗で優勝すると、大学野球選手権も優勝をした。いろいろな声があったもののまずは結果を残した形となる。連投する事が少なくなりエースの吉田侑樹は大学選手権でも万全の状態で臨むことができたとも言える。

 しかし、あくまでこれはこの春の状況によるもので、改革の結果というのはまだ早いだろう。春は東海大が実力で頭一つ出ており圧勝という形だったための結果とも言え、これから長い期間を見ていかなければならないだろう。

 

プロ注目選手は?

 今年はドラフト上位候補に挙がりそうな選手はいないと思われる。その中で東海大の大城卓三選手は、187cm86kgという大型捕手で、4年春のリーグ戦は打率.447本塁打2打点9、大学選手権でも15打数8安打で共にMVPを獲得する活躍をみせた。吉田投手など多彩な投手をリードしてチームを全国制覇に導いた力は、プロも評価しているとみられる。

 進路どうするかは不明だが、注目しておかなければならない選手だと思う。

 そしてプロのスカウトは来年の候補に目を向けている。吉田侑樹投手は187cmの長身から安定感のある投球ができ、ハーレムベースボールウィークでもアメリカ代表を8回までノーヒットに抑えるピッチングを見せた。この秋、そして来年までにさらなる成長が期待できる。

 また帝京大の西村天裕投手は最速152km/hを誇るエース。1年時から150km/hを投げて活躍しているが、球速は増すものの、変化球やコントロールなど投球内容や実績がやや伸び悩み気味という状況。ドラフト1位指名されるためには、もう一皮むける必要がある。

 筑波大の大西翼投手は182cm85kgの大型投手で145km/hの速球を投げる。成長を期待したいし、成長した姿を見せれば一気に上位候補にもなりそうだ。

 さらに来年は東海大相模がセンバツで優勝したメンバーが4年生となる。東海大に進んだ選手たち、臼田哲也選手、佐藤大貢選手、近藤正崇投手などは、この秋に頭角を現してほしい。

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