九州産業大・浜田智博投手が12奪三振で7回零封、阪神、中日など10球団が視察

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 福岡六大学リーグが開幕し、九州産業大vs九州工業大の試合では今年のドラフト候補で、侍ジャパン大学代表でも活躍した九産大・浜田智博投手が先発し、7回1安打12奪三振無失点の好投を見せた。この試合には10球団のスカウトが視察に訪れ、中日スカウトはドラフト1位候補と明言した。

6回までノーヒット

 浜田智博投手はこの日も外角のコントロールが素晴らしく、最速143km/hも6回まではノーヒット、1四球のみと完璧なピッチングを見せた。7回2アウトからヒットを許して降板したものの、7回1安打12奪三振と相手を寄せ付けない投球を見せた。

 試合は、再来年のドラフト候補でもあるリリーフの森川祐至選手に継投したが2回を投げて2安打1失点、完封リレー都はならなかったものの、5-1で初戦を飾った。

 浜田投手は最速は144km/hの左腕だが、独特のフォームから多彩な変化球と外角への抜群の制球力があり、リーグ戦はここまで21勝6敗の成績をのこしている。侍ジャパン大学代表でも台湾戦で2試合に投げて好投するなど、外国の強打者にも通用する所をみせていた。

 

中日スカウト「1位候補になる」

 浜田投手のプロからの評価は高い。この日も阪神、中日など10球団のスカウトが視察し、阪神の田中スカウトは「順調にきている。ドラフトでは上位候補で名前が挙がると思う」と話すと、中日の中原スカウトも「外角の出し入れがうまい。このまま安定した力を出していけばドラフト1位候補になる」と共に高い評価をしている。

 九産大の大久保監督も「制球も球威も本当にいい。どんどん良くなっていく」とこの秋にも成長している浜田投手を褒めている。浜田投手も既にプロ志望を表明しておりプロ入りに支障はない。ドラフト会議では地元福岡ソフトバンクも高い評価をしており、2位あたりで球団同士の駆け引きとなりそうだ。

浜田智、12K零封 西日本スポーツ紙面 2014/9/7

 

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