中央大・島袋洋奨投手が1/3回3四球で降板、巨人スカウトが評価

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 中央大学の島袋洋奨投手が中大vs国学院大の1回戦で8回に3番手として今季初先発をした。期待のマウンドだったが、1/3回を投げて3つの四球を与え、状況は深刻のようだ。

3四球

 島袋投手は先頭打者に四球を与え、続く打者にも四球を与えた。送りバントで1アウトを取るものの、その次の打者にも四球を与えてここで降板した。

 春季リーグ戦でも2戦目で先発したが1回1/3で6つの四死球を与えて降板していた。しかし、8月に行われた巨人との交流戦では6回7安打1失点4四球と、四球は多かったものの試合を作れており、今シーズンでの復活の期待があった。

 島袋投手は「投げにくいとかではないが、何とも言えない」と話し、精神的なものになっている。状況は深刻なようだ。

 

巨人スカウトは「最後まで見る」

 この日は球場では最速140km/h、巨人のスカウトのスピードガンでは143km/hを記録している。井上スカウトは「おっと思わせる球もあって兆しは見えた。力は持っている投手だから、最後まで見ていく」と話した。

 島袋投手は興南高校で春夏連覇をし、大学でも1年時から活躍して左腕で150km/hを投げている。春前には阪神などがドラフト上位候補に挙げるなど力のある投手である事は間違いない。巨人スカウトは今後も島袋投手をチェックし、プロ入り後にどこまで復活が望めるかを見た上で、可能性があるならばドラフト下位で指名する事もありそうだ。

 またもストライクが入らなかった。2点を追う8回、島袋が今季初登板すると、先頭から2者連続で四球。送りバントをされ、続く打者にも四球を与えた。16球すべて直球を投じたが、アウト1つで降板。春から苦しんだ制球難を克服できず。興南(沖縄)で10年に甲子園春夏連覇した左腕は「投げにくいとかではないが、何とも言えない」と表情はさえなかった。

 だが、光も見えた。先頭打者への初球、ボールにはなったが、巨人のスピードガンでは143キロを計時。巨人・井上スカウトは「おっと思わせる球もあって(復調の)兆しは見えた。力は持っている投手だから。最後まで見ていく」と評価した。

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