早稲田大・有原航平投手が登板回避、肘を痛めている可能性も

大学野球ドラフトニュース 2014年ドラフトニュース

 今日から開幕する東京六大学リーグ、早稲田大の有原航平投手などに注目が集まる所だが、その有原投手が今日の開幕戦の登板を回避する事が分かった。右肘の故障の可能性もあるようで今日、岡村監督が状況を発表するとのこと。

故障の可能性も

 有原航平投手は侍ジャパン代表合宿の候補から漏れた後、目標をラストシーズンの秋に定め、8月の軽井沢キャンプでは連日150球を投げたという。その後東北遠征をした時に疲労が現れると、9月2日にホンダ戦では先発したものの3回2失点と球威を欠く内容だったという。

 8月20日以降で登板したのはこれを含めて4イニングのみで、岡村監督は「状態は良くない。将来があるし難しい所。」と秋季リーグ戦開幕のこの日の登板を回避させると話した。

 コンディションについては右肘の故障の可能性もあるようで、岡村監督は「それは明日話しましょう」と語ったという。

 

ドラフト会議の最後の目玉

 今年のドラフト会議では高校生の済美・安楽智大投手が右肘の故障、前橋育英の高橋光成投手もケガの影響で復帰に時間がかかり、佐野日大・田嶋大樹投手などもプロ入りを回避した。

 また、大学でも亜大の山崎康晃投手が開幕戦でノックアウトされると3戦目は先発から外されるなどしており、社会人のNTT東日本・高木伴投手も今季不調が続く。ドラフト1位の目玉候補として挙げられた選手が、良い状態で今年を過ごすことができない中で、唯一成績を残したのが早大の有原投手だった。

 疲労によるコンディションの悪さでも、一度体を休めた後で再び投げられる体に仕上げていくには時間がかかるだろうし、右肘の故障となると今季どころかドラフト会議に大きな影響を与える事になる。

 状態についての情報を待ちたいが、いずれにしても今シーズンでベストの有原投手を見るのは難しくなったようだ。春のリーグ戦での登板と現在の状態がプロのスカウトの判断材料となる。

 早大がピンチに見舞われた。ラストシーズンの開幕を翌日に控えたこの日、エース有原はブルペン入りせずに練習を終えた。岡村猛監督は「有原のコンディションは良くない。ブルペンやシート打撃でも投げているけど、球威も制球もまだ。どうするか、一晩悩みたい」と説明。右肘などに疲労が蓄積している可能性もあり、指揮官は「あすの試合後にお話しします」と明言を避けた。関係者の話では、先発回避は決定的な状況だという。

早大有原、今日開幕戦回避 - 日刊スポーツ紙面 2014/9/13

 

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