早大・中村奨吾選手が決勝打、巨人スカウトが評価

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 東京六大学の早稲田大vs立教大の3回戦は、延長11回に早大・中村奨吾選手が勝ち越しのタイムリーヒットを放ち決勝打を記録した。巨人のスカウトが評価をしている。

勝負強さが魅力

 中村奨吾選手は1年生の時から活躍を見せ、2年時にはセカンドでレギュラーを獲ると、3年時の春は打率.349、秋は4本塁打を放つなど打撃でも注目されてドラフト1位候補として注目されていた。

 今年春も打率.299、2本塁打に6打点とまずまずの成績を残し、侍ジャパン大学代表ではハーレムベースボールウイークで3試合連続決勝打を放つなど勝負強さを見せていたが、この秋は打率.278、1本塁打を記録するも打点は4と結果を残せずにいた。

 しかしこの試合でようやく勝負強さを見せた。

 

ドラフト会議に向けて

 この日は巨人・榑松伸介スカウトが視察し、「走攻守で高いレベル。あの場面で打てる勝負強さがある」と勝負強さを評価している。昨年までを見ると、「やっぱり中村は違うな」という打席での雰囲気と結果があったが、今年はあまり目立たない印象を受ける。

 中村選手はドラフト会議に向けて「勝って気分良く迎えられる」と話し、テレビ中継がやっているうちにあれば」と1位で名前が呼ばれる事を期待した。打撃も足もあるセカンドという事で、ドラフト上位に入ってくるとは思うが、ドラフト1位指名には決定打に欠く感じもありスカウト会議などでも名前が挙がっていない。

 それでも同じく早稲田大のセカンドで2008年にドラフト3位で阪神に指名された上本博紀選手よりは1ランク上の評価ができる。2位前後で指名されるとみられるが、何位でどこが指名するのか注目される。

 今秋のドラフトで1位候補に挙がるが、今季は打率2割台と低迷。それでも主将として下だけは向かなかった。「状態は悪くない。ほんの少しの力み」と冷静に分析し、値千金の決勝打。巨人・榑松伸介スカウトは「走攻守で高いレベル。あの場面で打てる勝負強さがある」と評価した。

 エース有原が万全でない中、負ければ優勝が消える一戦をチーム一丸でものにした。23日にはドラフト本番も控えるが、「テレビ中継がやっているうちに(名前が)あれば」とおどけた。

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