侍ジャパンU21代表がオランダに快勝、法大・畔上翔選手が2安打2打点

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 IBAF21Uワールドカップを戦う侍ジャパンU21代表は、この日はオランダと対戦し、7番センターで出場した法政大・畔上翔選手の2打点の活躍などで7-2で勝利を収めた。

畔上翔選手が2安打2打点

 この日は好調の北條史也選手を2番にし、これまで畔上翔選手や笹川晃平選手が9番センターで出ていたが、7番に打順を挙げて試合に臨むと、2回には榎本葵選手、三好匠選手が四球とヒットで1,3塁とすると、7番畔上翔選手は外野に犠牲フライを放ち先制点を奪った。

 また、4回にもタイムリーヒットで1打点、9回には先頭打者でヒットを放ち4打数2安打2打点の活躍でチームの勝利に大きく貢献した。初戦の畔上選手、2戦目の笹川晃平選手と大学生野手にヒットが出ていなかったが、3戦目でいよいよプロ選手と肩を並べた。

 

熊原健人投手、桜井俊貴投手も好投

 またこの日は東北楽天で2012年のドラフト1位・森雄大投手が先発すると、押し出しの四球や暴投などで点を与えて反省すべき点もあったが、5回を2安打6奪三振2失点で勝利投手となった。

 6回からは仙台大の最速152km/h右腕・熊原健人投手が登板すると、いきなり2連打を浴びてピンチとなるも140km/h後半のストレートとフォークボールで3つの三振でピンチを切り抜ける。7回も2つの三振を奪い、2回3安打5奪三振で無失点という内容だった。また8回からは立命館大の桜井俊貴投手が登板すると、持ち前の大きなフォームからの制球された投球で2回ノーヒット3奪三振1四球で無失点に抑えた。

 熊原投手は侍ジャパン大学代表の一員としてこの夏、オランダ・ハーレムでオランダの大学代表と対戦し、先発したものの4回を投げて3失点で降板、試合もオランダに敗れていた。まずはその借りを21Uの場で返した形となった。最速152km/hの速球を投げて来年のドラフト候補として注目されそうな熊原投手、

 

 侍ジャパン21U代表は明日、ニカラグアと対戦し決勝リーグへと進む。

 「7番・左翼」で先発した畔上(法大)が2安打2打点の活躍。アマチュアで唯一のスタメンだったが、「日本が勝てるようにやってきました。貢献できてよかった」と満面の笑みを浮かべた。投手陣では、六回から2番手で登板した熊原(仙台大)が5三振を奪うなど、2回無失点。3番手の桜井(立命館大)も2回無失点で、試合を締めた。

 学生で唯一先発出場した畔上が輝きを放った。2回無死一、三塁、右翼へ先制犠飛。1点差に迫られた4回無死二塁では中前適時打。「日本が勝てるようにと思ってプレーしていました。少し貢献できたので良かったです」。平田監督も「さすが日大三、法大と強いチームでやっているだけあるね」と絶賛した。

畔上だけではない。来秋のドラ1候補右腕、熊原が2番手で初登板。満塁のピンチを背負ったが「少しずつ自分の投球はできました」と、140キロ台後半の直球で3三振を奪うなど2回6K。桜井は8回から初登板し、2回3Kだった。豊田コーチ(巨人投手コーチ)は「熊原は思い切りよく、桜井はコントロールと(直球と変化球の)コンビネーションと持ち味を出せていた」と評価した。プロとアマが“融合”し、若き侍は日ごとに強くなっている。

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