大谷翔平投手が結成を目指す94年会、大学生、社会人の候補

社会人野球ドラフトニュース 大学野球ドラフトニュース 2016年ドラフトニュース 2015年ドラフトニュース

 北海道日本ハムで2年で年俸1億円となった大谷翔平選手は、この日、福島県で行われたベースボールフェスタin福島に参加した。そこで、広島の鈴木誠也選手や千葉ロッテの田村龍弘選手、阪神の北條史也選手といった同学年選手と会話した。

1994年世代

 1994年世代は2012年のドラフト会議で高校生で指名された選手たちの世代で、1年目に10勝を挙げた阪神の藤浪晋太郎投手や2年で年俸1億円を達成した大谷翔平投手の世代となる。

 この日は田村龍弘選手、北條史也選手の光星学院出身コンビや、広島の鈴木誠也選手と会話をし、大谷選手は「この世代は良い選手が多いですからね」と話した。

 この他にも東北楽天の森雄大投手、中日の濱田達郎投手などがプロで活躍を見せており、二人を筆頭に同期会の設立を考えているようだ。

 

今後増える94年組

 まだプロ入りしていない94年組として、筆頭格は創価大の田中正義投手だろう。154km/hのキレのある速球はストレートを狙っても空振りする球で、大谷投手、藤浪投手の球に匹敵する。それに次ぐのが慶応大の加藤拓也投手で150km/hの速球でエースとなっている。

 また大学では立教大の沢田圭佑投手や明治大の柳裕也投手、神奈川大の濱口 遥大投手、龍谷大の大符正希投手がエースとして活躍し、星知弥投手も154km/hの速球を記録する。白鴎大の中塚 駿太投手がこの秋に153km/hを記録した成長を見せ、富士大の小野 泰己投手、九産大の森川祐至投手も力を見せている。

 野手でも立教大の佐藤拓也選手や東洋大の笹川晃平選手といった浦和学院コンビが高い素質を見せており、チームの中心選手となっている。

 高校から社会人に進んだ選手は来年がドラフト解禁となる。JX-ENEOSの江口 昌太投手やトヨタ自動車の青山大紀選手、JR西日本の福山 純平投手などはまだ実績を残せていないが、3年目となる来年に急成長を見せる選手も多く、期待したい。

2016年度-大学生のドラフト候補リスト

2015年度-社会人のドラフト候補リスト

 今回のイベントには、北條のほか、ロッテ・田村、広島・鈴木誠といった同学年の3選手も参加した。青森・光星学院の4番として大谷と同じ東北でしのぎを削った北條は「みんなでいると楽しいし、リラックスできる」と再会を喜び、「将来的にはこのメンバーでのチャリティーもやりたい」と音頭を取った。

 94年会の結成。まだ高卒の選手しかいないこともあり、大谷は「まずはもっといい選手になること。目標としてもらえる選手になってから」と慎重ながら「この世代は良い選手が多いですからね」と将来的なプランには前向きに話した。

スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク
シェアする
ドラフト会議ホームページ2024 Draft home page

コメント