早大・吉永健太朗投手は来年プロ入りへ復活を期す

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早稲田大は今年最後の練習を行い、4年間監督を務めた岡村監督が退任した。2012年に大学野球選手権で日本一となった時のエース・吉永健太朗投手は感謝の言葉を述べた。

岡村監督の4年

 吉永健太朗投手は入学直後の2012年の春にいきなり4勝を挙げ防御率1.25で1位の成績を残し、東京六大学優勝に貢献した。そして大学野球選手権でもエースとして活躍し、MVPを獲得する活躍で日本一となった。

 当時は2010年に斎藤佑樹、大石達也、福井優也の3人とともに応武前監督が退任し、岡村監督が就任して2年目、選手の育成を進める中での1年生の活躍に、監督も助けられた面もあっただろう。しかしその後、吉永健太朗投手は右肘痛の影響で2013年は春秋で3勝、2014年は未勝利に終わり2013年、2014年と優勝する事はできなかった。

 それでも、有原航平投手、中村奨吾選手をドラフト1位でプロに送り出し、春も秋も優勝争いをするなど力のあるチームを作り、「充実した4年間だった」と話している。

 

高校、大学日本一右腕が復活を目指す

 2011年に日大三のエースとして夏の甲子園で全国制覇を果たし、早稲田大でも1年生で全国制覇を達成した吉永健太朗投手、その影響もあり右肘痛に悩まされ、この秋もリーグ戦中に右肘を痛めて1年間で未勝利に終わった。投球を再開したのは2週間前だという。

 結果的には高校時の投球と1年目春の影響によって現在の状況となっている。しかし吉永投手は、「使っていただいて感謝しています。」と岡村監督に感謝の言葉を述べていた。

 吉永投手は「プロに行きたい気持ちはあります。この冬しっかりやって春に結果を出したい」と話した。そして、「3年夏が一番良かった。高校時代を参考にしながら今できることをやりたい」と話し、高校時に戻す事で復活を目指す。

 小宮山特別コーチも退任し新たな指導者の元で復活を期す吉永投手、島袋洋奨投手と同じように元甲子園優勝投手の苦しみは続くが、島袋投手は最後はプロ入りを決めている。来年秋、吉永投手の笑顔が見られるか、期待したい。

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 今季限りで退任する早大・岡村監督は23日、部員から花束を贈られて「充実した4年間だった」としみじみ語った。就任2年目だった2012年の大学選手権で優勝投手となり、MVPも獲得した吉永は右肘痛から復帰。「使っていただいて感謝しています。4年生となる来年は、ちゃんとした姿を見せないといけない」と、優勝での恩返しを誓った。

 指揮官が一番の思い出に挙げた12年の全日本大学選手権優勝時、1年生ながら活躍した右腕・吉永は右肘の故障などで今春秋とも未勝利。日大三で11年夏の甲子園を制した当時の投球フォームを基本として復活を目指しており「プロに行きたい。岡村監督に恩返しもしたいのでしっかり頑張りたい」と力を込めた。

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