法政大もこの日、初練習を行った。大学でも主将となった畔上翔選手は、チーム、そして個人の浮上を誓った。
主将として、個人として
畔上翔選手は日大三時代に主将として、夏の甲子園優勝を果たすなどリーダーシップに定評があり、また野手としてもセンターの守備、打撃に安定感のある選手として注目されていた。
その日大三のメンバーが各大学へと散り、明大の高山俊選手は3年でリーグ通算100安打を達成し、ドラフト1位の目玉となるほどに成長し、頭一つ抜き出ている。そして慶応大の横尾俊建選手も昨秋3本塁打を記録し、スラッガーとしての力を見せ始めた。
畔上選手は今年、高校に続いて主将を任されまずはリーダーシップが試される。チームは昨年春、秋ともに5位と低迷している。「まず勝つ事、チームが勝てるバッティングをしたい」と目標を口にした。
そして個人的としてプロ入りの道もある。2年生までは2年間でヒットを19本しか打っていなかったが、昨年は春・秋ともに打率.333を記録、合わせて1年で24安打を放ち、持ち前の打撃の安定感も見せ始めた。侍ジャパン21U代表にも選ばれ、存在感は増している。
チームの浮上、そして個人的には差のつけられた高山俊選手にどこまで近づけるか、今年の活躍が期待される。
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