慶応義塾大が沖縄キャンプ入り、原田巧投手が1年生唯一メンバー入り

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 東京六大学の慶応義塾大が沖縄・石垣島で、今日3月1日からキャンプをスタートさせる。新1年生では唯一、慶応高校出身の原田匠投手がメンバーに選ばれた。

紅白戦で好投しメンバー入り

 原田巧投手は180cm78kgの右スリークォーターから投げる投手で、球速は130km/h中盤が多く、カットボールなどで打たせて取る投手として、慶応高校でエースとして活躍し、夏の大会は4回戦の厚木北戦で4回から登板し6回を3安打無失点に抑えた。5回戦の桐光学園戦では2回3安打2失点で降板し、チームもそのまま敗れた。

 慶応高のメンバーと共に大学へ進学をするが、2月に紅白戦で登板すると2回を無失点に抑え、大久保監督が「球の強さがありしっかりコースに投げられる。今後鍛えれば面白い存在になる」と評価し、今回のキャンプメンバー入りとなった。 

 1年生でキャンプメンバーに入ったのは、現在新3年生でエースの加藤拓也投手以来2年ぶりとなる。

 

小学生・中学生で有名選手と

 原田投手は大阪出身で、小学生時代は庭代台ビクトリーでプレーし、森友哉選手(2013年埼玉西武ドラフト1位)と、また中学時代には大阪泉北ボーイズで藤浪晋太郎投手(2012年阪神ドラフト1位)とチームメートだったという。慶応高校もスポーツ対戦で各地から選手があつまり、原田投手はエースとはいえ、複数人の投手がそれぞれ先発をしていた。

 原田投手もNOMOジャパンのジュニアオールスターチームとして、岸潤一郎投手(明徳義塾→拓大)や岸田行倫選手(報徳学園→大阪ガス)などと共にロサンゼルスに遠征したりと注目選手の一人だったが、「レベルの高い人と一緒にやってきたから、自分が凄いと思った事が一度も無い」と話す。

 ここへきて大久保監督の目に留り、持っている素質を花開かす時になりそうだ。140km/h前半は常に出せる投手になれば、コントロールや小さな変化球で勝てる投手になるだろう。4年後は藤浪投手や森捕手と同じプロの舞台へ、期待したい。

 

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 元横浜の大久保秀昭監督(45)が認めた秘蔵っ子だ。原田は2月中旬の紅白戦で2回無失点と好投。最速は140キロ前後ながら、自慢の制球の良さを披露した。「球の強さがあり、しっかりコースに投げられる。今後鍛えれば面白い存在になる」と指揮官の目に留まり、新人では加藤拓也投手(2年)以来、2年ぶりに35人のキャンプメンバーにすべり込んだ。

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