明治大・高山俊選手が初安打、巨人など日米3球団スカウト視察

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 明治大vsホンダ鈴鹿のオープン戦が行われ、明治大の高山俊選手が第2打席でヒットを記録、今季オープン戦初安打を記録した。

初安打も・・・

 一昨日も昨日も2番打者として出場した高山俊選手、この日は第2打席に2アウト1,2塁の場面で打席を迎えると、ツーシームをセンター前にはじき返した。前日はノーヒットに終わっており、これが今季実戦初安打となった。

 しかしこの日も5打数1安打、ヒットが出た事で多少は安心しただろうが、昨日と合わせて9打数1安打と不安がぬぐいされたとは言えない。高山選手は「今日良かったのは安打が出た事だけ」と話すと、善波監督も「高山は1本出ただけでまだまだ。」と、調子はまだ上がってきていない様子だった。

 

巨人は3人態勢

 一昨日の試合では上原健太投手が登場し、日米6球団のスカウトが訪れ、巨人は4人態勢で視察をしていた。この日も日米3球団が視察し巨人は3人で視察した。昨年のドラフト会議で守屋功輝投手(阪神ドラフト4位)や土肥寛昌投手(東京ヤクルトドラフト6位)が指名されたホンダ鈴鹿の選手の確認もあるだろうが、やはり高山選手のチェックという所だろう。

 巨人は左腕投手も必要だが、外野陣も不安を抱えている。長野選手はチームの軸になっているが、昨年は不調の時期もありチーム状態が左右された。大田泰志選手が力を出し始めているものの、高橋由伸選手もベテランとなり、現在は外国人選手、松本哲也選手、亀井選手、橋本到選手などが一進一退のポジション争いをしている状況で、チームとしては軸を打てる選手を望んでいる。

 打線を考えても右の坂本、長野の間に左の阿部選手がいてバランスが取れていたが、右は和田恋選手や岡本和真選手などを獲得しているが、左のスラッガー候補が少ない。そこで今年のドラフト会議では慶大の谷田成吾選手と共に、高山俊選手もドラフト上位候補として名前が挙げられている。

 小林誠司選手、岡本和真選手と2年連続で野手を指名し、チームの捕手と4番打者を獲得した巨人、今年は主軸を打てる左の外野手を獲得して、次世代の巨人の野手陣を徹底して作り上げるか、それとも駒が足りなくなってきた先発投手を獲得するか、その方針にも注目される。

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 1―0で迎えた2回2死一、二塁の好機で、ツーシームを中前にはじき返した。5打席で安打は1本にとどまったが、4打数無安打に終わった3日の沖縄電力戦から2試合目で初安打となった。高山は「昨日から気持ちを切り替えた。でも今日良かったのはヒットが出たことだけ」と、まだまだ満足感はないが「あの1本に関しては自分らしいヒットだった」と、上昇への手応えはあるようだ。

 1―0で迎えた2回2死一、二塁、ツーシームを中前にはじき返した。3日の沖縄電力戦(同)は4打数無安打だった。この日は3人態勢で視察した巨人など日米3球団の前で初安打。5打数1安打には「今日良かったのは安打が出たことだけ」と満足感はなかった。

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