大阪商業大vsパナソニックの練習試合が行われ、最速148km/hを投げる岡田明丈投手が好投を見せた。プロ注目の選手が集まる大商大に、日米5球団のスカウトが視察に訪れた。
プロ注目選手が揃う
大阪商業大は、桂依央利捕手が2013年に中日にドラフト3位で指名され、昨年は金子丈投手が中日のドラフト9位で指名され、2013年には久々に明治神宮大会に出場してベスト4に勝ち上がるなど、注目を集めている。
そして今年も、182cmから148km/hを投げる岡田明丈投手、俊足で強肩の吉持亮汰選手や、上原健太投手と広陵高校で共に戦い、エースを務めていた川崎真投手、185cmの大平将悟投手、144km/hサイドスロー・山本新投手なども注目されている。
この日はエース候補の岡田投手が4番手で登板すると、最速145km/hを記録し、3回1安打2奪三振と好投した。また吉持選手は1番ショートで出場し、3安打1盗塁の活躍を見せた。
プロ5球団が視察
この日は東北楽天、北海道日本ハム、広島、横浜DeNAやMLBのツインズ等のスカウトが視察に訪れたようで、岡田投手について北海道日本ハム・芝草スカウトは、「すべての面で完成されていないからこそ、まだまだ伸びる要素がある。スケールも大きい」と評価し、吉持選手について広島の鞘師スカウトは、「肩が強いし、足はプロでも一線級のレベル」と評価している。
3年連続でドラフト会議での指名が予想される大商大、関西六大学は近年、各チームとも素晴らしい選手を集めており勝ち上がるのは難しい。しかし全国の舞台に出場すれば、注目度も俄然上がるだろう。
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