東京六大学の明治大vs東京大の試合では明治大先発の3年生・柳裕也投手が3安打7奪三振で完封、リーグ安打記録更新を狙う高山選手も1安打を放った。記録まであと26安打とした。
明治大が勝利
この日の東大戦は2-0で接戦をものにした。3年生で開幕投手を任された柳裕也投手がキレのある速球で3安打7奪三振1四死球で完封、初回には3番センターに入った高山俊選手がピッチャー返しの打球を放つと、投手のミットをはじいてライト前に転がり、タイムリーヒットを記録した。高山選手はセカンドを陥れる好走塁を見せた。
エースの上原健太投手は先発を回避したものの、3年生エースの柳投手と高山選手の活躍で勝利を手にした。高山選手は記録に並ぶまであと26安打とした。
東大史上最速!?
東大は先発した山本俊投手が東大史上最速!?の148km/hを記録、東大史上初の150km/hも近づいてきた。しかし投球はまだ粗さもあり、4回を投げて6安打1奪三振2四死球、粘りの投球で何とか1失点に抑えた。
しかしリリーフした2年生の宮台康平投手も145km/hを記録、2回をノーヒット1奪三振2四死球で無失点と好投し、投手陣に活躍の予感を漂わせている。宮台投手は湘南高校出身の投手で、非常にバランスの良いフォームからコントロールされたキレの良いストレートを投げるサウスポー。大学2年生の世代でも注目選手レベルになると思われ、昨年の京大・田中英祐投手に続き、東大出身でドラフト上位指名の可能性もある。
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