福岡六大学リーグでは九産大の3年生・高良一輝投手と、福岡工大の今年のドラフト候補・笛田怜平投手の対決となった。
高良投手、9回に失点も
九産大の3年生・高良一輝投手は、今季はこれまで3試合に先発し全て完封勝利を挙げるなど、昨年秋の福岡工大戦から、九州選手権、明治神宮大会とこれまで60イニング連続無失点を続けてきた。
この日も8回まで無失点を続けて68回連続無失点としたが、9回2アウトから1失点して記録は途絶えチームも1-1の同点で延長戦にもつれ込んだ。延長戦では10回に長池城磨選手のタイムリーで勝ち越すと、その裏を高良投手が無失点で締め、10回を9安打5奪三振、無四球の1失点に抑えて今季4勝目とした。
記録は途絶えたもののこの日は自己最速を2キロ更新する146km/hを記録、まだ進化をしている。
笛田投手、7回5安打1失点
一方、185cmの149km/h右腕、笛田怜平投手は、この春はフォームを崩して不調が続いていたが、この日は7回を投げて5安打1失点、四死球も多かったようでまだ本調子ではないものお、徐々に結果が伴ってきている。
最後の年の大きなアピールというのは難しそうだが、今季中にどこまで調子を取り戻すかも立派なアピールとなる。
高良 69イニングぶりの失点 西日本スポーツ紙面 2015/5/3
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