大商大・岡田明丈投手が150km/h記録、プロスカウト、12人の中に入ってくる

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 大学野球選手権が開幕し、仙台大の熊原健人投手、大商大の岡田明丈投手、東農大オホーツクの井口和朋投手といった大学屈指の投手が登板をした。大商大の岡田投手は球場の球速で150km/hを記録し、視察したスカウトから「12人の中に入ってくる」と高い評価となった。

序盤はバタバタも

 岡田投手は2回にスクイズで先制されるなどバタバタした印象だったが、その失点後の打者にインコース高目に150km/hを表示する速球を投げた。千葉ロッテのスカウトのスピードガンでは151km/hを記録したその速球について岡田投手は「これ以上やらないと気持ちが入った」と話す。

 それ以降はスライダー、カーブ、フォークと140km/h前半から中盤の速球で安定したピッチングを見せ、ここぞという時には148km/h,149km/hの速球で勝負した。9回を投げて3安打7奪三振1失点の完投で、全国大会1勝を飾った。

 岡田投手は「先に点を取られてしまったし、きょうは50点。」と話したが、「いつも通り投げました。全国にそんなに強豪はいるとは」と、激戦が続く関西六大学リーグ代表としての強気の発言も見られた。

 

12球団スカウト、1位に入ってくる

 大商大高校から大商大に進み、3年生の秋までは3勝しか挙げていなかった岡田投手にとって、全国大会でどんなピッチングをするかにスカウトは注目していた。大学野球選手権という事もあり、巨人は10人、阪神は7人など、各球団ともスカウトが揃って視察をしたが、阪神の阪神・畑山スカウトは「今春、登板機会が増えて経験を積んで、堂々としている。あの真っすぐは魅力だし少し力んでたわりに四球も少ない。上位で消えるでしょう」と評価した。

 また巨人の山下哲治スカウト部長も「西ではこの子が一番」と関西の大学NO1投手と評価を確定させた。

 岡田投手が活躍をしてからまだ期間が短く、大学でも一瞬だけ大活躍を見せる投手は少なくない。その点から多和田真三郎投手や熊原健人投手と並びドラフト1位間違いなしとは言わないものの、今大会、そして秋もこの調子維持するか、さらに成長する姿を見せられれば、ドラフト1位で確定するとみられる。

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そんな急成長のドラフト候補右腕に、阪神・畑山スカウトは「今春、登板機会が増えて経験を積んで、堂々としている。あの真っすぐは魅力だし少し力んでたわりに四球も少ない(2個)。上位で消えるでしょう」と絶賛した。

24年ぶりの初戦突破へ導いた右腕は「先に点を与えてしまったので50点」と自己評価は厳しかったが、10人態勢で視察した巨人の山下哲治スカウト部長は「西(の大学)ではこの子が一番」と評した。

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