早稲田大が全国制覇!茂木栄五郎選手がMVP&首位打者

大学野球ドラフトニュース 2015年ドラフトニュース

 大学野球選手権は早稲田大が流通経済大を下し全国制覇を達成、茂木栄五郎選手など4年生世代は、1年時に続き2度目の全国制覇となった。

MVP&首位打者でいざプロへ

 この日も3番、茂木栄五郎選手は3打数2安打に2つの四死球を選んだ。7回には逆転につながるタイムリーヒットを放った。

 茂木栄五郎選手は今大会13打数8安打で打率は.615を記録、2本塁打に打点8、また10得点は大会新記録だった。MVPに選出され、この春の大学野球でNO1の選手になった。

 茂木選手は1年時にもレギュラーとしてプレーし、全国制覇をしている。早稲田大にとっては2度の全国制覇をした初めての代となった。茂木選手は「3年前はがむしゃらにやっただけ。今年はチームの中心でやらせてもらって、優勝できて良かった」と話した。

 申し分のない活躍を見せた。これで進路に迷う事は無さそうだ。明大の高山俊選手のように4年間通算の活躍というわけでもなく、守備でもサード固定という事もあり、また身長が大きくない事から、ドラフト1位という声はまだ少ない。ただし、森友哉選手や松井裕樹投手が活躍している今のプロ野球で、身長でどうのこうのという事は無さそうで、あとは活躍を継続できるかどうか、ユニバーシアード、そして秋のリーグ戦でもこの状態を維持できれば、ドラフト1位の声も出てくる。

 

石井一成選手、大竹耕太郎投手もプロへ

 また、この試合では、5番の3年生・石井一成選手が逆転となるタイムリーヒットに、9回にダメ押しとなる2ランホームランを放ち、優勝に大きく貢献をする活躍を見せた。

 石井選手は作新学院時代に1番遊撃手として甲子園にも出場し、打率.350を記録するなど活躍を見せてプロのスカウトも高い評価をしていた。昨年までは規定打席に達成した事が無かったが、この春は打率.333、打点7を挙げ、不動の5番ショートとなった。

 今大会はホームラン2本を記録し、来年に向けてプロ注目選手がブレークしたシーズンとなった。

 またこの日リリーフで登板した大竹耕太郎投手は、4回2/3を投げて4安打3奪三振も、2ランホームランを浴びるなど2失点、この結果には苦笑いだったが、今季は防御率0.89で最優秀防御率に輝き、最後は胴上げ投手となった。

 「プロ野球選手になるために早稲田に入った。ここからが勝負」と話す大竹投手、全国制覇という目標を成し遂げ、次は自分の目標も見据え、今の安定感が少し欠けるようになっても、プロ入りに向けて体力強化や球速アップを目指してほしい。

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 白球が不規則に跳ねた。打者・石井一成は「もらった!」と心の中で叫んだ。2点を追う7回、1点を返し、なお2死満塁。石井の打球は一塁正面へ。3アウトチェンジ―。そう思った瞬間、ボールが高くイレギュラーした。右前に抜けて2者が生還。逆転だ。落胆のため息は一転、大歓声に変わった。

 徹底的に振り込んだ成果が大一番で出た。石井はレギュラー奪取のため今年3月の沖縄キャンプで3時間半スイングを続け、打撃用手袋は数日でボロボロになった。「チーム一振った自信と数を思い出して、諦めちゃいけないと思った」。6―5と1点差まで詰め寄られた9回には右翼席へ2ラン。2試合連続の一発でダメ押しした。

 「3年前はがむしゃらにやっただけ。今年はチームの中心でやらせてもらって、優勝できて良かった」と振り返った。今大会は13打数8安打、打率・615をマーク。10得点は大会新記録となった。

 「プロ野球選手になるために早稲田に入った。ここからが勝負」と気持ちを新たにしていた。

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