明治神宮大会大学の部、道都大は先発した3年生の黒川雄太朗投手が8回までを無失点、9回途中まで5安打8奪三振2失点のピッチングを見せた。惜しくも勝利を逃したが148キロの投球は見ごたえあるものだった。
170cm右腕
黒川雄太朗投手は千葉県の館山総合高校出身の右腕で170cm68kgと体も大きくない。しかしこの日はマウンドに上がると最速148キロの速球と鋭く縦に曲がるスライダーで8回まで無失点、8回には1アウト3塁のピンチを迎えたものの、気迫のこもったピッチングでストレートで2者連続三振に斬って取った。
9回に疲れを見せてランナーを許して降板、リリーフした投手が抑えられずに失点し1-3で逆転で敗れた。勝利はつかめなかったものの、ピンチでも笑顔を見せながら伸びのあるストレートで2者連続三振とマウンド度胸が素晴らしく、投げる球も角度もあり低めに制球もされていた。スライダーの素晴らしくこのままいけば来年のドラフト会議で指名される選手だと思う。
上武大勝利
上武大は9回に1年生の寺沢星耶投手が登板すると、伸びる速球とスライダーで3者連続三振、佐久長聖高校で甲子園にも出場してドラフト候補だった力を見せた。9回表に鮮やかな逆転を見せて勝利し、準決勝に駒を進めた。
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