仙台大初のプロ野球選手・熊原健人投手をOBが激励、地方大学のすそ野がさらに広がる

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仙台大の野球部OBが、同大学で初のプロ野球選手となった横浜DeNAの熊原健人投手を祝う会を催した。熊原投手は不安も口にしたが、1月7日に横浜DeNAの寮がある横須賀市に移り、新人合同自主トレに臨む。

約70人のOBから激励

同じ日に行われた亜細亜大のOB主催のパーティーには約500人が出席した。仙台大と同じリーグで戦う東北福祉大も、多くのプロ野球選手や社会人野球などで活躍したOBがおり、パーティーには多くの参加者がいる。仙台大は今年のドラフト会議で横浜DeNAが2位指名した熊原健人投手が初のプロ野球選手となり、約70人と人数こそ少ないものの、熱い激励を行った。

仙台大は熊原健人投手の力投もあり、2014年春と2015年春にリーグ制覇し、東北福祉大の牙城を崩した。特に2014年春の、東北学院大も含めた三つ巴の優勝決定戦は、大学野球の歴史にも残りそうな激闘だった。

すそ野が広がる大学野球

大学野球は東北福祉大や九州共立大、日本文理大、富士大、道都大、東農大北海道など地方からプロ野球選手を多く輩出するチームが出てきたが、東北福祉大はその先駆者だった。リーグ戦では圧倒的な力で常にリーグ戦を優勝し35連覇なども記録していた。しかしそこに、東北学院大や仙台大が出てきて、またほかのリーグでもライバルとなる大学が力をつけ、地方の強豪大学も常に優勝できる状況ではなくなってきている。

他にも東海地区の野間峻祥選手を輩出した中部学院大、中国地区の創志学園が運営する環太平洋大、毎年のようにプロ野球選手を輩出するようになった九州地区南部の第一工業大など新たな勢力も登場し、大学野球界はさらにすそ野を広げている。

中央では東京六大学や東都リーグのチームに、高校野球で活躍したスター選手など素晴らしい選手が集まっているが、地方の大学には体の大きな選手や素質はあるものの活躍できなかった選手などが進み、広島経済大の柳田悠岐選手や中部学院大の野間峻祥選手、北海学園大の川越誠司選手、第一工大の呉念庭選手や國場翼投手など、頭角を現す選手が出てきている。

そのような大学にいる選手にスポットライトを当てて、夢を叶える事ができるようにしてゆきたい。

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