2016年の東都大学リーグのドラフト候補は?

大学野球ドラフトニュース 2016年ドラフトニュース

1部2部統合などリーグの編成について議論が行われている東都大学リーグ、2015年は駒大の今永昇太投手横浜DeNAに、青学大の吉田正尚選手がオリックスに、東洋大の原樹理投手が東京ヤクルトにドラフト1位で指名され、ほかにも国学大・柴田竜拓選手(横浜DeNAドラフト3位)、日大・山崎晃大朗選手(東京ヤクルト5位)、亜大・板山祐太郎選手(阪神ドラフト6位)など6人がプロ入りした。2016年も多くの選手がドラフト候補に挙がる。

投手

これまで東浜巨投手、山崎康晃投手、今永昇太投手とリーグ1部を代表する選手がおり、ドラフト1位で指名されたが、今年春・秋のリーグ戦を見ると各大学ともエースと呼ばれる選手がいない状況となっている。そのためドラフト1位指名として確実に名前が挙がる投手はいない。

しかしその中で2部リーグの立正大・黒木優太投手が注目される。180cmの本格派右腕で、橘学苑高校時代に146キロを記録し注目されていたが、この秋に152キロまで球速を伸ばした。腕の振りの鋭さなど課題はありそうだが球威は十分で変化球もよいようだ。

今年春のリーグ戦は3勝4敗も防御率は2部リーグで原樹理投手に続く2位の1.40を記録、秋は2勝3敗で防御率3.11、規定投球回数をクリアした選手では最下位となってしまったが、来年春の活躍次第で原樹理投手のように1位候補に入ってくるかもしれない。

その他は高校時代にドラフト候補に名前が挙がった選手がたくさんいるものの、大学で活躍を聞かなくなってしまった。浦添商で151キロを記録していた亜細亜大の照屋光投手、都立片倉高校で145キロの速球が注目されていた立正大の金井貴之投手、盈進高校で147キロの速球を武器に広島のライバルたちと激闘を演じた駒大の谷中文哉投手、山梨学院大で149キロを記録していた専大の平間凛太郎投手や同じく専大で甲子園で活躍した浦添商出身の宮里泰悠投手などの最終学年に期待したい。

また3部リーグの大正大・田中寛人投手は190cm95kgの大型右腕で、阪神のスカウトが1年の時に注目をしていた。今年は成績を残せていないようだが、見てみたい投手。

 

野手

投手に比べて野手はかなりの豊作と言ってよい。ドラフト上位に入ってきそうな選手がいる。内野手では遊撃手に逸材が多く、日大の京田陽太選手は、プロのスカウトが高校時代から注目する選手、中央大の松田進選手は187cmの大型遊撃手で長打力も見せている。

また亜細亜大の水本弦選手も大阪桐蔭時代からの高い守備力があり、打撃も安定して結果を残していた。大学でも1年時から活躍を見せていたが、昨年から打率が上がらなくなり調子を落としている。

外野手では東洋大の笹川晃平選手の名前が挙がる。浦和学院時代に活躍を見せ、U18代表では外野からの好返球を見せて注目された。先日の入れ替え戦でも今永昇太投手の投球に良い当たりの飛球を飛ばすなどレベルは高い。

星稜高校の188cm90kgスラッガー・森山恵佑選手もこの秋は2本塁打、まだ打率が挙がってこないがパワー十分で注目はされるだろう。1シーズン5本などを打ってプロ入りを決めたいところ。国学院大の久保田昌也選手は強肩と50m6.2秒の足がありスカウトからも注目されている。

今年は3人いたドラフト1位指名、来年はそこに入ってくる選手が出てくるか注目したい。

2016年度-東都大学リーグのドラフト候補リスト

スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク
シェアする
ドラフト会議ホームページ2024 Draft home page

コメント