東都2部、今春より首都圏の球場で開催する方針

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東都大学リーグは1部2部監督会が行われ、2部の球場問題について今春より首都圏の球場で開催をする方針を固めた。

球場を確保へ

東都リーグは1部2部の統合について話し合いが継続されているが、その発端となったのが2部リーグの試合開催場所についてだった。神宮第2球場がファールボールが球場外に飛び出す危険があるなどの理由で使用ができなくなり、2部リーグは各大学のグラウンドで週末の土日にホーム&アウエーで行き来して試合を行っていた。

しかし例えば東洋大は埼玉県川越市にグランドがあり、専修大は神奈川県伊勢原市にグラウンドがあるなど移動距離が長く、負担が大きいことが指摘されていた。また試合がバラバラに行われる事で審判や関係者などの確保の問題もあったとみられる。専修大も東洋大も1部に昇格する事になり、今春の2部の大学では、駒澤大・東農大が東京都世田谷区、青学大が神奈川県相模原市、拓殖大が東京都八王子市、国士大が東京都町田市とある程度まとまっているものの、立正大が埼玉県熊谷市で遠い。

1部2部統合案は継続審議となったが、2部の負担を早く軽減するために、首都圏の球場で開催することが決定された。公営球場の他に西武プリンスドームなどの名前も挙がっている。また現在は土日開催としているが、球場使用のために平日に開催する事も検討するという。

今年の東都2部では立正大の黒木優太投手が152キロを投げ、昨年秋に圧巻のピッチングを見せたりしている。各球団のスカウトも足しげく通う事になりそうだ。

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各校の施設を使用する現行のホームアンドビジター方式を解消するために、首都圏の公営球場へ使用の交渉に当たる方針を固め、白鳥正志事務局長は「2月中をメドに使用球場を確保したい」と話した。球場確保の状況によっては、試合開催日を週末から平日に移行することも視野に入れている。

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