東大・宮台康平投手が完封勝利!スポーツ紙1面飾る

宮台康平, 東京大

東京六大学の東大vs立教大は4-0で東大が勝利、3年生でエースの宮台康平投手が完封勝利を挙げた。東大の投手では2005年秋以来の快挙で、宮台投手は来年のドラフト上位候補にも挙がってくる。

9回5安打8奪三振完封

宮台康平投手はこの日、自己最速タイの145キロを連発し、立教大打線を抑えていく。6回には3番から5番のクリンナップを三者三振に斬って取った。終盤にも140キロ台を維持してそのまま141球を投げ切り、9回を5安打8奪三振で完封、4つの四死球を与えてランナーを背負う場面も多かったが、1点を与えることはなかった。

今季の宮台投手は開幕の早稲田大戦で8回まで無失点と好投し13奪三振を記録したものの0-0の9回裏に失点しサヨナラ負け、続く明治大戦でも同じく8回まで無失点も9回にサヨナラ負けを喫した。

この日は味方も4点を奪って援護して今季初勝利、「とてもうれしい。完封を目標にやってきた。ようやく勝てました」と話した宮台投手は、1勝4敗となっているが防御率は2.31でリーグ6位につけている。

また打撃でも3安打を記録し、湘南高校では10本塁打を記録している打撃を見せた。178cm80kgの左腕投手は野球センスも抜群の選手だ。

来年は注目左腕に

東京六大学は全国から選手が集まってくる。甲子園で活躍を見せた選手が並ぶ打線を相手にこれだけのピッチングする左腕投手は、プロも放っておかないだろう。この日視察した東大OBの遠藤GM補佐は「もともと僕を超えています。今は東大だから注目されていると思うけど、そういうのでくくるレベルじゃない」と話し、広島の高山健一スカウトも「手元で伸びる真っすぐが素晴らしい」と絶賛し「進路はどうするんだろう」と心配していた。

宮台投手の特徴は真ん中高めの速球で空振りが奪える点で、やや球が浮いてもコントロールにばらつきがあるもののその球で勝負できる。スカウトもその点を評価しているが、立教大のドラフト候補・佐藤拓也選手も「ベルトより上のコースに力があった」と話している。真ん中高めで打者が「もらった」と狙ってくる球が伸びてきて空振りをしてしまう。

プロもドラフト候補投手として認識をしている。来年のドラフト候補を見てみると、高校生は清宮幸太郎選手が注目され、大学生も投手では抜きん出た選手がおらず、特に左腕投手はまだそれほど多く挙がっていない。社会人では左腕の大物・JR東日本の田嶋大樹投手がいるが、宮台投手は田嶋投手とも比較されるくらいまでになるのではないかと思う。

2017年度-大学生のドラフト候補リスト

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ネット裏では、赤門の先輩左腕である日本ハム・遠藤GM補佐が目を細めた。現役時代にリーグ戦通算8勝の自身は完封ゼロ。「もともと僕を超えています。今は東大だから注目されていると思うけど、そういうのでくくるレベルじゃない」。日本最高の学歴を取っ払い、純粋に来秋ドラフト候補として熱視線を送った。

一回二死一、二塁では5番・田中和を自己最速に並ぶ145キロの速球で追い込み、見逃し三振。六回には3-5番を3者連続三振に仕留めた。3番・佐藤竜は「映像以上に真っすぐが来ていた」。1番・佐藤拓も「ベルトより上のコースに力があった」。相手の主軸も脱帽する快投を披露した。

来秋ドラフト候補としても注目が集まる3年生左腕。視察した広島の高山健一スカウトは「手元で伸びる真っすぐが素晴らしい」と絶賛し「進路はどうするんだろう」と心配した。当の本人は「先のことは考えていない」と明言を避けているが、プロか公務員志望だ。


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