近大・畠世周投手が今季初勝利、9回6安打9奪三振完投、7球団プロスカウト視察

大学野球ドラフトニュース 2016年ドラフトニュース

関西学生リーグでは近畿大vs立命館大の試合が行われ、近大の畠世周投手が9回を完投し6安打9奪三振1失点に抑えて今季初勝利となった。

今季初勝利

昨年秋に6勝を挙げ、186cmから150キロの速球を投げおろす右腕に、プロ球団もドラフト1位候補として評価をしていた。しかし今季は開幕から調子が悪くここまで0勝4敗だった。この日も調子は良くなかったというが、変化球を中心に投げて相手打線に的を絞らせずに好投、149球を投げたものの速球だけでなく幅広い投球ができる事も見せた。

今季は1勝4敗ながら、防御率は1.49とまずまずの成績を残し、66回1/3を投げて70奪三振を記録、力のあるところを見せている。

また注目度も依然高く、この日は巨人、広島、阪神、中日など7球団9人のスカウトが視察し、巨人・渡辺スカウトは「体の開きが少なくなったしボールもきている。」と話し、「4月の頃に比べてかなり良くなった」と評価した。阪神・畑山俊二アマスカウト統括補佐も「全国的に名前が挙がる投手と比較してもそん色ない」と話し、中日・米村明スカウトも「直球の力はトップクラス」と評価した。

春の戦いは明後日からの京都大とのカードで最後となるが、この日の球数が多かったことから明後日の1戦目は先発しない模様、近大は優勝の可能性もなく、春の登板はこれが最後かもしれない。

大学代表候補合宿に呼ばれるか微妙な状況だが、是非呼ばれてほしい。他のドラフト候補投手と投げて自分の力がどのようなものかを感じる事は、その先の成長にもつながると思う。そして秋にはドラフト1位に再び躍り出るような投球を期待したい。

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