近畿大・畠世周投手が170球完投も5敗目、7球団スカウト視察

大学野球ドラフトニュース 2016年ドラフトニュース

関西学生リーグでは、立命館大vs近畿大の4回戦が行われ、プロ注目の150キロ右腕・畠世周投手が先発し延長10回まで1失点に抑えたものの、11回裏に失点しサヨナラで敗れた。

170球完投

今季の近大と立命大のカードで、近大の畠世周投手は5月7日の1回戦で9回まで無失点、10回に3失点し降板して敗戦、翌日の2回戦では8-8となった9回から登板すると延長15回までの7イニングを3安打8奪三振で無失点に抑えた。そして雨天中止を挟んだ5月11日の3回戦に先発すると、9回6安打9奪三振1失点で完投勝利を挙げていた。

この日は残っていた4回戦が行われたが、畠投手は5月13日からの京都大戦では登板せずこの日に備えた。そしてこの日も延長10回まで1失点に抑える好投を見せたものの、11回裏に1失点しサヨナラ負け、畠投手は今季は1勝5敗という成績となった。

投手記録を見ると、今季の畠世周投手は1勝5敗とはいえ、防御率は1.52でリーグ5位となっている。また、77回を投げて78奪三振を記録しており、立派な成績となっている。ただし球数は1112球で非常に多くなっている。

近畿大は関大とも引き分けの試合があり明日20日に4回戦が行われる。チームはすでに5位が確定しているが、畠投手が登板するのか気になる。

ちなみに2014年の春季リーグでは立命館大の3年生だった桜井俊貴投手が、11試合92回1/3を投げ、合計1439球を投げている。桜井投手は翌年にさらに成長してドラフト1位でプロ入りしたものの、プロでは1試合を投げたところで故障がわかり2軍に降格している。

この試合には巨人、阪神など7球団のスカウトが視察するなど注目度は高いが、ドラフト上位で指名できる選手か、ランク付けのためのチェックをしている所だろう。

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