準硬式で149キロを記録する帝京大の鶴田圭祐投手に6球団のスカウトが視察し高い評価をしている。
8回1安打
鶴田圭祐投手は180cmの右腕で準硬式で最速149キロの速球を投げ、プロが注目する投手。この日は最速146キロを記録すると、8回を投げて1安打6奪三振で無失点に抑える好投を見せた。速球に加え、スライダー、チェンジアップといった変化球も決まり、手が付けられない投球を見せた。鶴田投手は「今日の出来は7、80点」と話した。
スカウトも期待
この日は千葉ロッテ、福岡ソフトバンクなど6球団のスカウトが視察をした。千葉ロッテの諸積スカウトは「指名候補に入っています。変化球はまだまだですがストレートは魅力があります。まとまっていないところが僕は好きですね」と話すと、福岡ソフトバンクの宮田善久スカウトは「硬球を投げているところを見たい」と話した。
準硬式は硬式よりも球が軽く、滑りやすいという事のようで、硬式球を投げたときにどのようになるのか非常に気になる。1999年のドラフトで同志社大準硬式の青木勇人投手が6位で指名され、西武や広島でリリーフなどで活躍した事があり実績はある。
「硬式で上のレベルでやってみたい」と話す鶴田投手、今のまま実績を積んでいってもドラフト会議で指名される事になりそうだ。ただしドラフト前に入団テストなど何かしらの方法でスカウトにアピールできれば、プロ球団側も心配なく指名することができる。
ロッテ諸積兼司スカウトは「指名候補に入っています。変化球はまだまだですがストレートは魅力があります。まとまっていないところが僕は好きですね」と将来性に期待。ソフトバンク宮田善久スカウトは「硬球を投げているところを見たい」と話した。
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