東海地区大学リーグは代表決定戦が行われ、中京学院大が四日市大、日大国際関係学部を下し、大学野球選手権出場を決めた。
8球団スカウト視察
四日市大に5-0で勝利した中京学院大だが、第3試合の日大国際関係学部戦では接戦となった。しかし4-4で迎えた7回1アウト2塁の場面で、プロ注目の吉川尚輝選手が打席に入ると、センター前に決勝のタイムリーヒットを放った。
吉川選手は守備でもイレギュラーバウンドした打球を処理したり、三塁手がはじいた打球をカバーしたりと再三にわたり好プレーを見せた。大学野球選手権出場を決め、「今はワクワクしています」とはなした。
吉川選手には連日、大勢のスカウトが視察に訪れているが、この日も8球団のスカウトが視察、阪神の熊野スカウトは「イレギュラーバウンドは捕るし、中継プレーも速かった。センター前の打球でダミーをやったり、1ランク上の野球をやっている」と話し、「菊池と張り合える。」と、大学のOBで広島カープのセカンドとして連日圧巻のプレーを見せる菊池涼介選手と互角と評価した。
ドラフト1位候補内野手が大学野球選手権に出場する事で、俄然注目される事になる。どんなプレーを見せるのか、中京学院大は初戦で九州地区北部の日本文理大と対戦する。
中京学院大・吉川MVP!菊池級守備だ/野球/デイリースポーツ online 2016/5/29
視察した阪神・熊野スカウトは「(大学の先輩に当たる広島の)菊池と張り合える」と好守を絶賛。目の前で大きくイレギュラーした打球を鮮やかに処理し、三塁手がはじいた打球もカバーし、矢のような送球を一塁に送ってアウトにした。
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