北東北大学リーグでは優勝決定戦が行われ、富士大は小野泰己投手が先発すると7回4安打13奪三振で1失点に抑え勝利した。
復活投球
小野泰己投手は最速151キロの速球を投げ、ドラフト上位候補にも名前が挙がるなどしていたが、この春はフォームを崩したのか、オープン戦でもストライクが入らなかったり序盤で失点を重ねて降板するなど苦しんでいた。
しかしこの日は最速151キロを2度マークし、また得意のフォークも切れ味が良く、7回を投げて4安打13奪三振で1失点と青森大を圧倒した。
この試合を視察したオリックスの上村スカウトは「勝負どころを抑える力を持っている。間違いなく上位候補」と評価した。
リーグ戦終盤にギリギリで評価をつなぎとめた形となった小野投手、今日の八戸学院大戦で勝利すれば優勝が決まり大学野球選手権に出場することができる。アピールのチャンスを得るためにも落とせない試合となっているが、連投するかどうかは微妙か。
スタンドから見届けたスカウトの度肝を抜いた。オリックス上村スカウトは「勝負どころを抑える力を持っている。間違いなく上位候補」と太鼓判を押した。
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