広島経済大・尾仲祐哉投手が全国デビュー、8回4安打14奪三振無失点に中日、ヤクルトが評価

尾仲祐哉, 広島経済大

広島経済大の150キロ右腕・尾仲祐哉投手が全国の舞台で好投を見せた。中日東京ヤクルトのスカウトが高い評価をしている。

小気味良いピッチング

尾仲投手の投球をプロのスカウトが評価すると「小気味良いピッチング」と表す。身長も170cm前後と大きくなく、腕も短い印象だが、体をうまく使ってリリースを工夫し、コンパクトな腕の振りから、角度のある速球を投げる。また鋭く曲がる変化球もバッターの手元で変化させるなど十分に自分のものになっておりコントロールができている。

中盤からはやや制球が乱れるなどスタミナや体力の点で課題も感じさせたが、リーグ戦では終盤にも140キロ中盤を記録しており、スタミナがないタイプではない。緊張もあっての全国の舞台の登板だったのだと思う。

この投球に東京ヤクルトの小川SDは「初めて見たが、軸、体幹がしっかりしていて、変化球の制球もいい」と話すと、中日の中田スカウト部長も「プロに行っても力で押せる球を投げている」と評価した。

大きな希望を与える存在

高稜高校の3年間はすべて初戦敗退だった。尾仲選手は3年生で投手に転向したものの大学入学時は球速は133キロで「大学に入ったらボール拾いだなと思っていた。」という。しかしその後の3年間で150キロを記録する投手に成長した。

チームはタイブレークで敗れ、尾仲投手の投球は1試合で終わってしまったが、この1試合でスカウトにインパクトを与えることはできた。尾仲投手は「目指すところはプロ」と話した。

尾仲投手の存在は、小柄な選手、高校時代に133キロ中盤にも満たなかった選手、無名だった選手に対して大きな希望を与えると思う。尾仲投手がプロという夢をかなえ、プロでも活躍をする事で、同じような選手たちの大きな力になる。

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「大学に入ったらボール拾いだなと思ってた。まさか試合で投げられるなんて思ってなかった」と尾仲。練習環境が整っているとは言えない中でも、自分でフォームを研究した。動画を見ながら理想的な体の使い方を独学で学んでいった。

最速は149キロを計測。2種類のスライダーが効果的で三振の山を築いた。福岡・高稜出身で3年春から投手に転向。3年間は全て初戦で敗れる無名校ながら、大学では1年春から登板し、通算20勝を誇る。「目指すところはプロ」と先を見据えた。

ヤクルト・小川シニアディレクターは「初めて見たが、軸、体幹がしっかりしていて、変化球の制球もいい」と感心していた。


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