奈良学園大の147キロエース・鈴木佳佑投手が、9回3安打10奪三振1失点の好投を見せた。
10奪三振
奈良学園大の鈴木佳佑投手は最速147キロを誇る。この日も高めに行くものの、思わずバットが出てしまう伸びのある速球と、小さく曲がる130キロ中盤の抜いたような球が冴え、面白いように空振りを奪った。特に同じ腕の振りから投げられる変化球は、真ん中付近でもタイミングのずれだけで空振りを奪えていた。
9回を投げて3安打10奪三振1失点で完投勝利、鈴木投手も非常に楽しみな投手の一人だろう。
2年生
花園大の2年生エース・大江克哉投手も最速148キロを誇る。マウンドではまだまだ線が細く、下半身も上半身も出来上がっておらず、シュート回転するストレートも含めて課題はたくさんある。しかし140キロ中盤の速球を投げる素質は十分だった。
この日は9回まで4失点、タイブレークで敗れ、9回0/3で13安打6奪三振で自責点は5だった。しかし全国のマウンドを経験した事は大きいと思う。あと2年間、どんな投手に育っていくのか、十分期待できる。
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9回を3安打10奪三振、1失点にまとめ「主将として責任があるので」と汗を拭った。
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