大学日本代表候補合宿、佐々木千隼投手が152キロ、東大・宮台康平投手は148キロも失点

佐々木千隼, 宮台康平

大学日本代表候補合宿が行われ、プロ注目投手が続々と登板した。桜美林大の佐々木千隼投手は自己再徳となる152キロを記録、2回をパーフェクトに抑えた。東大の宮台投手は先発し148キロを記録したものの、暴投で1失点した。

佐々木千隼投手圧巻

佐々木千隼投手は紅組の2番手としてマウンドに上がると、150キロ台を連発してストレートで押す。プロ注目の京田陽太選手との対戦で最速152キロを記録すると151キロで詰まらせてレフトフライに抑えた。2イニング目にはこちらもプロ注目の吉川尚輝選手と対戦し、追い込んだ後に首を振ってストレートを投げ空振り三振を奪った。その後も速球と沈むボールを使い2回ノーヒットでパーフェクトに抑えた。

佐々木投手は京田選手、吉川選手との対戦について、「すごい選手と聞いていて、何とか打ち取りたかった。真っすぐで抑えられたのが一番よかった」と話した。

この日は巨人東京ヤクルトを除く10球団51人のスカウトが集結した。埼玉西武の渡辺SDは「1位候補の中でも伸びしろがある。秋が楽しみ」と話すと、広島の苑田スカウト統括部長も「スリークオーターから向かってくるボールが打者は嫌だろうな」と話す。そして千葉ロッテの永野チーフスカウトは「このままいけば上位候補」と高い評価を示した。

候補合宿では好投をしても選出されない選手もたくさんいる。しかしこのピッチングならば間違いなく選出されるだろう。アメリカとの対戦でMLBスカウトからも注目される投手になるのではないかと思う。

東大・宮台康平投手は1失点

来年のドラフト候補、東大3年の宮台康平投手は白組の先発として登板すると、先頭打者にストレートをライト前に弾き返され、盗塁も許した。しかし明治大の牛島将太選手、法政大の森川大樹選手といういつも対戦をしている打者から連続三振、森川選手の打席では自己最速の148キロを記録し、この回を無失点に抑えた。

しかし2イニング目、1アウトから四球とヒットでピンチを背負うと、白鴎大の大山悠輔選手にセンターオーバーの2ベースヒットを打たれた。外野からの返球でホームでアウトとなりこのヒットで失点は防いだものの、なおも2,3塁のピンチで続く打者の時に暴投し1点を許してしまった。

2回3安打2奪三振1失点、「個人の成績が求められるので、緊張して余裕がなかった。」と話した。結果としてはあまりよくなかったものの、代表の横井監督は、「初めて見ましたが、貴重な左で期待しているピッチャー。非常に好印象」と話した。

この日は左腕の候補では、新潟医療福祉大の笠原祥太郎投手と、国際武道大の伊藤将司投手が登板し、笠原投手は147キロの速球を見せ2回をノーヒット1奪三振2四球、伊藤投手は140キロ前後の速球で2回1安打4奪三振という投球をしている。また代表では実績も十分の濱口遥大投手も今日投げるとみられる。

投手の枠は8人前後、左腕投手は2人前後となりそうだ。

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ネット裏には巨人、ヤクルトを除く10球団計51人のスカウトが集結。都立校の日野高では外野手兼一塁手だっただけに、西武・渡辺シニアディレクターは「1位候補の中でも、“伸びしろ”がある。秋が楽しみ」。広島・苑田スカウト統括部長は「スリークオーターから(体に)向かってくるボールが打者は嫌だろうな」と、腕の位置が低く、頭の後ろから投げ込まれる快速球を高く評価した。

完全投球で剛腕ぶりをアピールした。3回2死で日大・京田への4球目は、自己最速を1キロ更新する152キロをたたき出した。最後は151キロで左飛に打ち取り、4回先頭の中京学院大・吉川も内角への148キロで空振り三振。ドラフト候補の打者を封じ、「すごい選手と聞いていて、何とか打ち取りたかった。真っすぐで抑えられたのが一番よかった」と笑顔を見せた。ロッテの永野チーフスカウトは「このままいけば上位候補」と高評価した。

2回は1死から四球を与えて、その後は2連打を浴びるなど制球が乱れた。2死二、三塁から自らの暴投で失点を献上するなど、2回を3安打1失点で2奪三振。「個人の成績が求められるので、緊張して余裕がなかった。なかなか東大にいるとない(機会)なので」。課題と反省を忘れなかったが、ネット裏に集結した日米12球団のスカウトなど周囲の評価は高かった。


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