侍ジャパン大学代表、佐々木千隼投手が7回3安打12奪三振1失点、プロスカウト絶賛!

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日米大学野球では侍ジャパン先発で桜美林大の佐々木千隼投手が素晴らしいピッチングを見せた。球速はアストロズのスカウトのスピードガンで153キロを記録、7回を投げて3安打12奪三振1失点の投球だった。

どんどんストライクをとって追い込む

立ち上がりの佐々木投手は初球に低めにストレートを決めると、得意の沈む球やスライダーなど多彩な変化球を披露して1つの三振を奪った。2回に先頭打者にヒットを許した後に制球を乱して四球と絡められ1失点したものの、3回には三者連続三振など立ち直りを見せ、7回までに12個の三振を奪う快投を見せた。

しっかりと腕を振って外角低めには絶対の自信があり、変化球もストライクゾーンにいろいろと変化させる。ポンポンとストライクを取って追い込み、最後の沈む球につなげていく。152キロの速球を投げるが剛腕というよりは器用な投手で、前田健太投手に近い印象を受ける。

佐々木投手は、「今日のようなピッチングができて凄い自信になった。95点、いや100点ですね」と満足の投球だった。またアメリカのホートン監督は「佐々木の縦に落ちる変化球は、ストライクからボールにすることができるだけでなくカウントを取ることもでき、バリエーションが豊かで打つのが難しかった」と脱帽していた。

ドラフト1位候補

この試合には国内7球団、日米15球団のスカウトが視察をした。メジャー予備軍を相手に堂々のピッチングを見せ、プロでも十分できるという評価を確定させた。

福岡ソフトバンク・小川編成/育成部長:「立派ですね。パワー型の投手に見えるが意外と器用」

アストロズ・大慈弥スカウト:「綺麗に打たれた当たりはなかった。将来のメジャーリーガーを相手に」

中日・正津英志スカウト:「いつ見ても安定感がある。間違いなく上位候補」

広島・高山健一スカウト:「球のキレは十分上のレベルでも通用する所まできている」

また巨人は3人態勢で視察をしている。ドラフト1位候補として佐々木投手をリストアップをしており、注目度の高さを見せた。

その他の選手

投手では8回から明治大3年の斉藤大将投手が1回1安打無失点、9回は立教大の田村伊知郎投手が1回ノーヒットに抑えた。斉藤投手は左の横気味から、横の角度のある投球で左バッターをしっかり押さえ、田村投手は140キロ中盤の速球を真っ向から投げ下ろして追い込み、最後は沈む球を打たせて取った。

打者は3安打に抑えられた。しかし5番セカンドの吉川尚輝選手が5回にチーム初ヒットとなる内野安打を放つと、京田選手も死球を受け1アウト満塁となり、法政大の森川大樹捕手がライトに2点タイムリーヒットを打って逆転、2-1で勝利した。日本の戦い方での勝利となった。

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2016年度-大学生投手-右投のドラフト候補リスト

今春の首都大学リーグで7登板で4勝3敗、勝ち星は全て完封で挙げ、67イニングを投げて防御率0・27と圧巻の成績を残した。一躍ドラフト上位候補に躍り出て、この日も日米15球団のスカウトが視察。1位候補に挙げる巨人が3人態勢でチェックしたほか、アストロズの大慈弥スカウトは「(前半は)きれいに打たれた当たりはなかった。将来のメジャーリーガーを相手に」と絶賛。ソフトバンクの小川編成・育成部長は「立派ですね。パワー型の投手に見えるが、意外と器用」と、うなった。

桜美林大では今春の首都大学リーグで67回を投げ、防御率0・27。初代表とは思えない投球にネット裏では中日・正津英志スカウトが「いつ見ても安定感がある。間違いなく上位候補」と話すなど国内7球団のスカウトをうならせた。

打線に来年のドラフト候補をずらりと並べた米国・ホートン監督は「変化球に手を焼いた。あれだけ三振を奪われると厳しい」と脱帽。ネット裏ではプロ野球7球団、米大リーグ6球団のスカウトが見守り、アストロズの大慈彌(おおじみ)功・環太平洋担当部長は「私のスピードガンでは153キロが出ていた。バットの芯で捉えられた打球は一つもなかった」と高く評価した。

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