侍ジャパン大学代表、柳裕也投手が7回12奪三振、巨人が3人態勢で視察

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日米大学野球は日本が2連勝を納めた。エース・柳裕也投手がアメリカを相手に7回12奪三振で無失点、圧巻の8者連続三振も見せた。1-0での勝利、ドラフト候補の京田陽太選手が勝利打点。

エース好投

メジャー予備軍のアメリカ打線の天敵といえる。柳裕也投手は昨年のユニバーシアードでも準決勝のアメリカ戦で先発し、4回2/3で降板したものの1安打8奪三振で無失点に抑えている。

この日も「一球一球全力を込めて投げた。変化球をうまく使って持ち味を出せた」と話したもののマウンドでは余裕を持った投球が光り、特にカーブを有効に使った。2回から4回までは8者連続奪三振を記録し、7回で12個の三振を奪った。

柳投手は今年3月にアメリカキャンプで練習試合を行いカーブや沈むボールが通用すると感じていた。「カーブや落ちる球は有効だった。3月に感じたことを生かせた」と話す。アメリカのホートン投手も「カーブでカウントを取る投手は米国に少ない。スマートな投手だ」と話すと、視察したアストロズの大慈弥スカウトも「カーブはなかなかコントロールできないボールだが制球が素晴らしい」と話した。

7回2安打12奪三振3四死球で無失点、エースの投球だった。

スカウトも注目

1戦の佐々木千隼投手、そしてこの柳裕也投手と大学生投手のレベルの高さを示している。この日はメジャーリーグが7球団、日本の球団が3球団の10球団が視察、巨人が昨日に続き3人態勢で視察、ドラフト1位候補に入っている柳裕也投手などをチェックした。

またこの日は8回から2イニングをパーフェクトに抑えた田村伊知郎投手の投球も光った。リリーフで苦労をしている巨人にとって、田村投手は非常に魅力的に感じられるのではないかと思う。

打撃陣

打撃陣はこの日9番センターの辰己涼介選手が2安打を打ち、4番の大山悠輔選手、5番んお吉川尚輝選手、そして日本の唯一の打点でそれが勝利打点となった京田陽太選手のヒットと5本のみだった。

吉川選手は昨日に続き内野安打で出塁したものの、外野への当たりで飛び出してアウトになり、また2つの三振を喫するなど課題を見せていた。

また佐藤拓也選手、島田海吏選手の1,2番にまだヒットがない。二人でチャンスを作ることができれば、得点も増えていくと思う。3戦以降の活躍を期待したい。

2016年度-大学生投手-右投のドラフト候補リスト

日米大学野球(2016)出場の侍ジャパン大学日本代表選手一覧 | ドラフト会議ホームページ2016 Draft home page

今年3月、明大の米国キャンプで現地の打者と対戦。「カーブや落ちる球は有効だった。3月に感じたことを生かせた」と右腕は振り返る。今秋ドラフトで1位候補に挙げている巨人はスカウト3人態勢でチェック。アストロズ・大慈弥功環太平洋担当部長も「カーブはなかなかコントロールできないボールだが制球が素晴らしい」と絶賛した。

 「カーブでカウントを取る投手は米国に少ない。スマートな投手だ」と米国・ホートン監督。アストロズの大慈彌(おおじみ)功・環太平洋担当部長は「これほどカーブを操れる投手は少ない」と評価した。

この日はメジャー7球団を含む日米10球団のスカウトが集結して、1位候補に挙げる巨人は3人態勢で熱視線を送った。アストロズ・大慈弥スカウトは「カーブがとにかくいい。アメリカにはカーブをコントロールできるピッチャーは少ない」と、弱点を突いた投球術にうなった。

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