大学日本代表は貫禄見せる、ドラフト候補を評価する

侍ジャパンU18代表と対戦した大学代表、この日はU18の壮行試合という事もあり主役はU18代表だが、ドラフト会議に向けて約70人のスカウトが集まったこの試合は、大学生にとっても絶好のアピールの機会だった。

投手

投手成績は次の通り

投手 打者 安打 三振 四死 失点
柳裕也 2 9 2 4 1 0
濱口遥大 1 3 0 3 0 0
吉川峻平 1 3 0 1 0 0
斉藤大将 1 3 0 2 1 0
伊藤将司 1 3 0 1 0 0
佐々木千隼 2 7 1 5 0 0
田村伊知郎 1 3 0 2 0 0

この中で今年のドラフト候補を見ると、柳投手は140キロ中盤も記録したストレートと、代名詞の大きなカーブは大学生でも打てず日米大学野球でメジャー予備軍も打てない球で貫禄のピッチングとなった。また3回から登板した濱口投手も140キロ後半の速球にスクリューとスライダーで三者三振、相手を見下ろして圧巻の投球を見せる濱口投手らしいピッチングだった。

7回からはドラフト1位候補の佐々木投手が登板、右のやや横から140キロ後半のキレの良い速球を低めに投げ、インコースにもアウトコースにもスライダーを配することができる。そして決め球でのフォークボールを投げ、全くスキのない高校生を寄せ付けない投球を見せた。

9回には田村投手が登板、日米大学野球で2試合でセーブを挙げたリリーフで、常時150キロ前後の速球を低めに投げ、沈むボールで2三振を奪った。こちらも圧巻のピッチングだった。

個人的には佐々木投手を一番に評価し、次が田村投手、そして柳投手と濱口投手という順で評価する。佐々木投手は単独ドラフト1位指名でもおかしくなく、1年目からローテーションで回っていける投手だと思し、柳投手も変化球がはまったときにはプロでも1年間投げ切る力がある。また田村投手、濱口投手もリリーフとして1年目から活躍できるとみられる。

野手

打撃成績は次の通り

守備 選手 打数 安打 三振 打点
(右) 佐藤拓也 4 0 2 0
島田海吏 1 1 0 0
(左) 大西千洋 5 1 1 0
(中) 辰己涼介 3 2 1 0
打中 濱元航輝 2 0 0 0
(三) 大山悠輔 2 1 0 0
(二) 吉川尚輝 4 0 2 1
(一) 森下翔平 3 1 0 1
北村拓己 1 0 1 0
(捕) 牛島将太 2 1 0 2
吉田高彰 1 0 0 0
森川大樹 1 0 1 0
(指) 楠本泰史 4 2 1 0
(遊) 京田陽太 3 1 1 1

1番・佐藤選手はこれまで調子が良くなくても代表ではきっちりと仕事を見せていたが、この日は仕事ができていなかった。バッティングフォームはスイングの強さを出したいのかもしれないがタイミングが取れていないようなフォームで、以前のシンプルな方がよかったようにも見える。ドラフト候補だが今年の指名は厳しい。

4番の大山選手は逆方向にもバットに乗せて運んでいくような打撃ができ、さすがの打撃を見せた。今年のドラフトでも指名があるだろう。吉川選手はこの日は当たりが無かったものの、スイングの強さが増しているように見える。本来は足の速さを活かして1番から3番の打順が適していると思うが、スイングで一番目立っていた。

牛島選手の思い切りのよい打撃も特徴的だった。京田選手は打撃については相変わらず、守備機会も1回だけで見せる場面がなかったのが残念だった。

3年生以下では大西選手がさすがの足を見せ、辰巳選手の柔らかい打撃は非常に魅力的だった。素晴らしいものだった。

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