流通経済大・生田目翼投手が3球団スカウトの前で復活の153キロ、プロ志望明言!

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流通経済大の155キロ右腕・生田目翼投手がオープン戦で153キロを記録、復活の投球を見せた。また「プロでできたらと思っている」と話しプロ志望を明言、横浜DeNA、巨人、中日のスカウトが見守った。

復活の投球

生田目翼投手は昨年の大学野球選手権で流通経済大を準優勝に導いた。体はそれほど大きくないものの、150キロを超す速球とカットボール、フォークなどをコントロールよく投げ分けた。また試合後のインタビューで「公務員になりたい」と話し話題となった。

その生田目投手は当然ドラフト上位候補として注目され、今年の春前には阪神がドラフト1位候補に名前を挙げていたが、昨年秋のリーグ戦、10月3日の駿河台大戦を最後に登板をしていない。右肘の炎症が原因だったが、今春は右肩も痛めていた。あまりにも登板が無い事から、プロ球団との出来レースが噂になるほどだった。7月には投球練習を再開したものの違和感が消えない状態だったという。

しかしその原因が筋肉のバランスによることが分かりその部分を強化すると、リーグ戦初戦が来週に迫ったこの日、金沢学院大とのオープン戦でようやく実戦での登板となった。6回から2番手で登板した生田目投手は、2人目の打者を153キロの速球で空振り三振に取ると、3人目はフォークボールで空振り三振を奪った。7回も3者凡退に抑え、2回をパーフェクト3奪三振と格の違いを見せた。生田目投手は「捕手の構えたところに決まった。2イニング目は打者が早打ちしてきて、もっと投げたい球があったんですが、きょうの100%を出せた」

完全復活について流通経済大の中道監督は、「あとは、投げた翌日の状態がどうか、だけですね。張りは当たり前なので、痛みさえなければOK」と話し、今日の状態がよければ、リーグ戦での登板となりそうだ。

プロ志望を表明

生田目投手はこの日の投球後に取材に答え、「今は、プロでできたらと思っている。」と話しプロ志望を明言した。この日は横浜DeNA、巨人、中日のスカウトが視察し、横浜DeNAの武居スカウトは、「戻ってきた。あとはリーグ戦で」と話し、期待の顔を見せた。

生田目投手は「最後の秋だから、その前に創価大の田中と投げ合えたらいい」と話し、春は実現できなかった田中正義投手との投げ合いについて言及をした。流通経済大は9月10日に初戦を迎え、10月15日に創価大と対戦する。春に故障で思うような投球ができず、ようやくオープン戦で復活の投球を見せた田中正義投手とは同じような状況にある。ともに10月15日を目標に調整を進めているのではないかと思う。

生田目投手が復活のピッチングを見せたとき、各球団のドラフト1位指名に再び大変動をもたらす可能性もある。ワクワクが抑えられない。

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満を持して上がったマウンドで、生田目が躍り、跳ねた。六回に2番手で登板し、2人目の右打者・金山を外角低めへの153キロの直球で見逃し三振。3人目をフォークボールで空振り三振に仕留めると、七回も1三振を含む3者凡退。18球で2回を完全に抑えた。

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