桜美林大・佐々木千隼投手が5試合連続完封、阪神スカウト視察

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首都大学リーグでは桜美林大のドラフト1位候補・佐々木千隼投手が、城西大をわずか90球で完封した。佐々木投手はこれで春のリーグ戦から5試合連続完封、連続無失点イニングも50とした。

安定感抜群

この日の佐々木投手は調子は良くなかったようだが、「真っすぐの切れも制球も悪いなりには無失点でいけた」と話した。最速では153キロを投げるがこの日は球速は最速で147キロ、シンカーなど変化球を駆使して打たせて取り9回を4安打完封、わずか90球で完封勝利した。

佐々木投手は5月1日の城西大戦から春のリーグ戦は3試合連続で完封し、この秋のリーグ戦も先日の筑波大戦で完封していた。リーグ戦5試合連続完封で連続無失点イニングを50とした。東海大時代の菅野智之投手が年間7完封を記録し、連続無失点イニング53の記録を持っているが、その記録にあとわずかと迫った。

ドラフト1位候補

佐々木投手は大学生では田中正義投手や柳裕也投手と並びドラフト1位候補としてその地位を固めている。特に阪神はドラフト1位指名候補投手の4人の中に佐々木投手を入れており、この日もスカウトが視察をした。

巨人も田中正義投手とともに佐々木投手に注目しており、即戦力右腕として単独1位指名を狙ってくる球団があるかもしれない。

佐々木投手は「リーグ優勝ですね。本当に優勝がしたい」と話し、まずはリーグ戦優勝を目指して投球を続ける。そしてその先の10月20日にはドラフト1位指名が待っている。

2016年度-大学生投手-右投のドラフト候補リスト

2016年度-首都大学リーグのドラフト候補リスト

桜美林大の今秋ドラフト1位候補右腕・佐々木千隼投手(4年・日野)が、2戦連続完封勝利を挙げた。阪神のスカウトが視察する中、147キロを計測した直球とシンカーなどを有効に使い、初回1死一、三塁のピンチ以外は危なげなし。4安打しか許さなかった。

これで5月1日の城西大戦から5試合連続完封。今年6完封目で東海大・菅野(現巨人)らが持つリーグ記録の年間7完封にあと1に迫った。連続無失点イニングも50に伸び、同じく菅野が持つ53イニングのリーグ記録は目前。次戦に向けて「記録は意識せずチームが勝てるように投げたい」と話した。

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