創価大・池田隆英投手に巨人など日米10球団26人スカウト視察

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創価大・池田隆英投手が10球団26人のスカウトが集結する中で、最速148キロの速球で8回2失点と好投を見せた。

巨人、中日スカウトが高評価

池田隆英投手は181cmの右腕で最速151キロの速球を投げ、素質では田中正義投手に次ぐ投手として注目をされている。しかしこれだけの素質を持ち、投球フォームもプロのスカウトが絶賛するのだが、先発しても長いイニングを投げられず、なかなか登板機会も増えずに実績が伴わない投手だった。そして今年6月には遊離軟骨除去手術を行うなど、この秋の登板に注目が集まっていた。

この日は高千穂大との2回戦、前日は田中正義投手が悪いながらも勝利をし、池田投手は「調子が悪い中でも勝ちを付けて凄いと思った」とそれを受けての投球となったが、最速148キロの速球を中心に変化球もコントロールよく投げ、8回6安打2失点と好投した。岸監督は「初回に2点を取られたのは、力んだからだと思う。」と話したものの、「春よりも変化球のコントロールがよくなった。カウントを取ったり、いろんなことができる」と成長を評価した。

そしてこの日は日米10球団26人のスカウトが集まった。巨人の山下哲治スカウト部長は「アウトローに決まる直球が良い。楽しみな投手」と評価し、中日の中田スカウト部長も「上積みが一番期待できるピッチャー。持っている素材はピカイチ」と評価した。

池田投手は実績が少なかったものの春先には北海道日本ハムがドラフト上位候補に名前を挙げるなど、素質は高く評価されている。少し変えただけで一気に勝てる投手になる可能性は十分あり、スカウトの狙い目の投手だったかもしれない。しかしラストシーズンとなったこの秋にブレイクしそうで、ドラフト上位でなければ獲得できない投手になりそうだ。

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 直球の質とテンポの良さに注目した巨人・山下スカウト部長は、「アウトコースに決まる速球がいい。(1位の)12人に入ってきてもおかしくない」と評価した。中日の中田スカウト部長も「上積みが一番期待できるピッチャー。持っている素材はピカイチ」と絶賛。

 

6月下旬に右足首の遊離軟骨除去手術を行った影響を感じさせない力投に、巨人・山下哲治スカウト部長は「アウトローに決まる直球が良い。楽しみな投手」と評した。

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