京田陽太選手がサヨナラ打、巨人、中日、オリックスなど日米8球団が注目

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東都大学リーグでは日大のドラフト上位候補・京田陽太選手が、亜細亜大との1回戦で延長12回にサヨナラ打を放ち、亜細亜大の連勝を止めた。この試合には日米8球団のスカウトが視察し、巨人、中日のスカウト部長が高い評価を示している。

打撃も成長

京田選手は延長12回の第6打席、2アウト1,3塁の場面で打席に入ると、右中間にサヨナラヒットを放った。この日は6打数3安打と今年初の猛打賞を記録、今季は3試合で13打数5安打4打点となった。

京田選手は守備と足は非常に高く評価されていたが、打撃に関しては春も打率.261で大学代表でも9番など下位打順を打った。しかし「守りだけで終わりたくなかった」と話した京田選手、しかし代表で「吉川はしっかり振っていた。自分は当てに行っていて通用しないと思った」と吉川尚輝選手の力強い打撃に影響を受け、この夏はコーチとマンツーマンで打撃の改造に取り組んだ。

そしてこの秋の打撃に、この日視察した巨人の山下スカウト部長は「春に比べてしっかり振れるようになった。完璧な当たりだった。きっかけをつかんだかな。リストが柔らかいし、体が強くなればもっと強くなる。」と話すと、中日の中田スカウト部長も「バットのヘッドが走るようになったから、ポテンヒットが出るようになった。好不調の波はなくなるだろう」と評価した。またオリックスの内匠スカウトは「上で打率.250でも十分だと思っていたから、こういう打撃は楽しみ」と話した。

プロのスカウトは元々の京田選手の打撃についても、それほど低く無い評価をしていた。プロで磨けば打率は2,3分は上がるとみていたのではないかと思う。それをこの夏にきっかけをつかみ結果が現れはじめた事について、悔しがるスカウトもいるかもしれないが。

いずれにしても京田選手はドラフト2位までには入ってくるのではないかと思う。今年の遊撃手の有力な候補だ。

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ネット裏には日米7球団のスカウトが視察。巨人・山下スカウト部長は「春はちょっと苦しんでいたけど、完璧な当たりだった。リストが柔らかいし、体が強くなればもっと強くなる」と評価した。

延長十二回二死一、三塁で京田が右中間にサヨナラ打を放ち、試合を決めた。「延長になって開き直って、来たボールを打とうと思っていたら、真っすぐが真ん中に来た」と得意げな表情。国内外8球団のスカウトが視察しオリックス・内匠スカウトは「上(プロ)で打率.250でも十分だと思っていたから、こういう打撃は楽しみ」と力強い打球にうなずいた。

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