創価大・田中正義投手が155キロ完全復活!9球団24人が視察で巨人は5人態勢

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創価大の田中正義投手が東京国際大戦で最速155キロを記録、7回まで0-0のまま降雨コールドで引き分けとなったが、4安打9奪三振無失点と投球内容も安定し完全復活を見せた。

復活投球

田中正義投手は春のリーグ戦で肩を痛めてから、8月には練習試合でも登板し秋のリーグ戦もすでに投げている。しかし昨年秋はわかっていても打てないストレートだったのだが、球速こそ150キロ以上を記録するものの打者がバットに当てる事ができ、また途中でスタミナ切れになったりとまだまだ本調子ではなかった。

しかしこの日は自己最速にあと1キロに迫る155キロを記録すると、球のキレも良く三振9つを奪った。「ストライク先行でいけて、そこはよかった。ある程度、下が使えるようになったので、球数が増えても影響がなかった」と話し、雨のため7回で終了となってしまったが、「最後まで行くつもりだった」と話した。岸監督も「完全復活と言っていい」と話した。

ドラフト1位指名は5、6球団か

この日の田中正義投手のピッチング、昨年秋に毎試合聞かれていたようなスカウトのコメントが復活した。

東北楽天・立花球団社長:「ストレートはハンパないね。素晴らしい、ドキドキするようなスケールの大きい投手。ケガをしていたと聞いたが、完全に払拭された。個人的には間違いなく複数球団がいくと思う」

中日・正津スカウト:「腕も振れているし、今年になって一番いい。完全復活も見えてきたね」

オリックス・中川アマスカウトグループ長:「直球が前に飛ばされなくなってきた。球速以上にボールが伸びてきている証拠」

この日は9球団24人のスカウトが視察し巨人は5人態勢で視察した。今年のドラフトの大本命が復活投球を見せた。ドラフト1位2位は高校生も含め投手の候補は豊富な状況となったが、その中で田中正義投手に指名が集中すると考えられる。

1989年も史上空前の豊作ドラフトと言われ、佐々木主浩投手、佐々岡真司投手、与田剛投手、小宮山悟投手、潮崎哲也投手などがいる中で、野茂英雄投手に8球団が指名した。ドラフト1位の抽選を外してもこれだけの投手がいれば恐れず果敢に最有力の選手を指名できる。個人的には田中投手は野茂英雄投手までは及ばないと思うが、10年に一人の逸材だと思う。5,6球団が指名重複する事になりそうだ。

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ネット裏には8球団21人が集結し、田中を1位候補に挙げている楽天の立花陽三球団社長も視察した。「素晴らしい。ドキドキするようなスケールの大きい投手。ケガをしていたと聞いたが、完全に払拭(ふっしょく)された。個人的には間違いなく複数球団がいくと思う」と絶賛。

やはり、この男が今秋ドラフトの主役だ。創価大・田中は、巨人、阪神など8球団のスカウトが視察する中で先発。立ち上がりから150キロ超を連発し、この秋最速の155キロも計測した。前回の共栄大戦でも153キロをマークしていたが、ネット裏をうならせたのは、低めで伸びてくる球の質。中日の正津スカウトは「腕も振れているし、ことしになって一番いい。完全復活も見えてきたね」と太鼓判を押した。

この日は9球団が視察し、楽天・立花球団社長は「(ドラフトの)戦略は田中君(でいく)か回避するかになるが、(1位指名は)5、6球団でしょう。抽選(の場合)は梨田さん(監督)か星野さん(副会長)にお願いします」と話した。

今秋ドラフトの超目玉、最速156キロ右腕の田中正義(4年=創価)が、完封ペースの快投を見せながら無情の雨に泣いた。初回から150キロ超の速球を連発して、7回を4安打無失点の9奪三振。「ストライク先行でいけて、そこはよかった。ある程度、下(半身)が使えるようになったので、球数が増えても影響がなかった」。手応え十分な投球だったが、打線の援護に恵まれず、試合は8回表途中降雨コールドで引き分けに終わった。

この日は国内8球団23人のスカウトが集結して、1位候補に挙げる巨人は5人態勢でチェック。また楽天の立花球団社長が、異例の電撃視察。キレのある剛速球に同社長は「改めて素晴らしい。(ドラフトの)中心は田中選手という気がする。間違いなく5、6球団は行くんじゃないかと個人的には思う」と、剛腕をめぐる大争奪戦を予言した。

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